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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

万葉のこと。地デジのこと。レコ芸のこと。。

あぁいつもこんな天気であってくれれば。。。

昨日の休日は中央図書館「ほんぽーと」に行って来ました。
ちょっと年頭に「今年はまずこれを調べてみよう!」と思った事がありました。
それは

万葉集

7世紀、ですから1400年近く前から4500首ものうたをまとめた古典ですね。
これにちょっとはまってみれたらな。と思ったんです。
そう思ったきっかけはFMPORTさんで12月からはじまった番組
「万葉集をよむ。」
これがきっかけです。
万葉のこと。地デジのこと。レコ芸のこと。。_e0046190_2331944.jpg

この番組はいつも私がお世話になってる美貌のTディレクターの担当番組。
12月から放送されているのでありますがなかなか聞けません。。。というのは。。zzz

放送時間が土曜の朝7時からの15分。
私は平日なら7時とか6時とかに起きてますが、週末だけちょっと遅くて8時頃に起きているのです。
でも頑張って7時に!!よっしゃ起きた!ラジオONだー!OK!!
番組が始まった!!。。。。zzzzzz

というのが続いています。。
まともに全部聴いた事がまだ無い。。たった15分の番組なのに。。恐るべし万葉集。。

番組もなんか「ほのぼの〜〜〜」としたものなので、どう〜も再び眠りに誘われそうになって来るのです。
いい番組ですよ。ナビの松橋美穂さんの声も良いし。
ぜひ興味ある方は聞いてみてくださいね。
ちなみに制作の美貌のディレクター氏は「そんな時間寝てる〜〜〜」とのこと(笑)

それで図書館でとりあえず入門書みたいなのを読みました。
いろいろ読んでみて一番フィーリングがあったのが大岡信という方の「古典を読む 万葉集」。
なぜこれがよかったかというと、ちょっとラジオのもそうなのですが
万葉集の取り上げ方がファンタジーっぽいのが多いのです。

私はもっと人間がうごめいているようなのが好き。
理由があります。
私は「日本書紀」が好きだったんです!

この万葉集の時代は629年から759年になるのですが、この頃の日本の政治情勢が私の血を熱くさせてくれるのです。
も〜裏切り、策略、謀殺、争い、不倫、三角関係、権力闘争などなど、この時代というのは大スペクタルな時代な訳ですよね。
万葉集、特に前半の1&2巻の時代はまさにそういうギトギトした時代であるので、それをベースにして考えないと面白く無いのです。
この大岡さんの入門書は政治情勢とリンクさせて進行していたので、読んでいて面白かったです。
来年の今頃にはプチ万葉集おたくになっているかもしれませんねぇ〜。。。だいたい長続きしないのですけど私って。。

関連した事で
先ほど「日本書紀」が好きだと書きましたが、反対に苦手で敬遠し続けたのが「古事記」でした。
後半が政権の生臭い話満載の日本書紀に比べ、古事記の世界は神々のお話がほとんど。
特に神様の名前が覚えらんない。みんなとてつもなく長いお名前です。そんでもって数が多い。
それで訳された本読んでも眠くなるだけでした。
でも興味はずっとあったんですよね。安彦良和の「ナムジ」「神武」は良き参考書になりました。(「アリオン」も大好き!)
そうしたら出ましたね〜マンガで読破シリーズに!!
万葉のこと。地デジのこと。レコ芸のこと。。_e0046190_23105987.jpg

古事記と日本書紀が1月の新刊でした。ボンビーな私はとりあえず「古事記」だけゲットして来ました。
ふむふむ。。。なるほどよく書けているなぁ〜
このシリーズも別の出版社から似たもののシリーズが出始めて、書店でも混じって置かれてたりしますが、やはりこのマンガで読破シリーズが一番面白いです
ね。
月一の新刊ペースになって、2月は「源氏物語」「好色一代男」、3月は「論語」「千夜一夜物語」だそうです。
「源氏物語」というと、どうしても「あをによし」を思い浮かべてしまうのですが、どう描かれるか楽しみです。

万葉集ももうちょっと入っていきたいと思っています。
ちなみに私が古代日本で一番興味が有るのは藤原不比等です。

今日の火曜日は午後にちょっと出かけて来ました。
中央区西地区で今月いろいろな所で地上デジタル放送の説明会がおこなわれているんですね。
全部で23回開かれているのですが、今日は古町13の二葉コミュニティハウスのホールで午後3時からおこなわれたので聞きに行って来ました。
この地デジに関しては思いでがあるのです。この法案が決まったのが平成13年のこと。
もうずっと前の事なんですよ。
当時たしか同じ頃にPL法という製造者責任の法も決まって、そちらに世間の目が向いていたかと思います。
その頃、私は家電業界に身を置いていたので、説明みたいなものを受けました。
びっくりしましたね。だって今使っているテレビ放送が終わる、新しいテレビに買い替えないと行けないって!!
なぬー!って感じでした。
これからテレビなんて売れないじゃん。そう思ったものでした。買って数年で使えないのは売ってもいいのか?と。
しかし見事に家電業界はこの事に関しては沈黙しましたよね。なんか心苦しかったです。
それでいまこうして騒いでいるわけです。
でも今でも心配な事があります。今日の説明会でも全くふれられていませんでしたが、これも大きいことなんです。。

録画機のこと。

今テレビ放送は見るだけでなく、録画する。これはもう当然の事になっています。
これも変化しないといけないんですよ。
だって録画機にもチューナーがあるわけですから。
ビデオデッキはもう録画はできませんね。DVDレコーダーも地デジ対応チューナーがついていればいいのですが、対応していないのを使われてるお宅が多いと思います。
仮に対応してなくてもデッキに補助チューナーつけてテレビに送るということで録画はできますが、テレビのチューナーが対応していないと裏録画はできないことになります。
そもそも補助チューナーでは本来のデジタル受信をしているとは言いがたい。
だから結局テレビも新しくして、録画機も新しくしないと今までと同じような環境にならないのです。
この辺りの事が高齢の方々がわかってらっしゃるかが心配。
買えば良い。ということなのですが、もったいないと思うのは私だけかなぁ。
この地デジと電化製品のリサイクル有料化に関しては私はどうなのかなぁと思ってたことでした。

でも今日、説明を一生懸命していた若い女性の講師役さん。たぶん20代でしょう。
基本的なことはとてもわかりやすく話しましたし、終了後に個別相談も熱心にうけてました。立派でした。

今日新しいレコード芸術を買ってきました。
今月の特集はリーダーズチョイス。フムフム。。。1位は?
ラトルのブラームス? ふ〜ん。私は秋山さん&東響のブラームス1番の方がいいような気もするけど。。。この順位ってほんとなのかな?と思っちゃいます。
でも、つら〜〜〜っと見ていったら「おぉ!」と思うものがありました。
第22位にランクされた
「ガブリエル・デュポン:ピアノのための作品集」
サフィール・レーベルから発売になったものです。
へーこんな地味なのが!
19世紀末にマスネのライバルといわれた作曲家デュポン。今ではほとんど聞かない名前では無いでしょうか。
ちょっと驚きました。なんと当店に在庫もあったりして。
ということで今日のCDはそのデュポンのピアノ作品集。
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それにしてもレコ芸、、、薄くなったです。出版不況を感じますね。
どれ中身を見てみるかな。。
Commented by Nobui at 2010-01-20 14:49 x
当方退職して新潟に戻ってきた際に、「自分へのごほうび」として大型テレビ(42インチ)とHDD/DVDレコーダー(もちろんデジタル対応)を購入しました。音楽番組やドキュメンタリー番組(特に自然科学系)、紀行番組等で興味のあるものはとりあえず録画し、後でそれを見て特に興味をひかれたもののみDVDにダビングした後、HDDにあるのは消しています。ダビングしたDVDも結構な枚数になってしまいました。これを全部もう一度見ることなんかもうないだろうな…。
NHK衛星放送の「クラシック倶楽部」で放送されたカトリン・フィンチ(以前、コンチェルト2号さんも取り上げていましたが)の演奏も録画してあります。
なお、当初購入したHDD/DVDレコーダーはダビング10非対応で、録画したものをCDに移した後(その時点でHDDに入っている当該番組は消えてしまっている)、そのCDのファイナライズに失敗してしまい、見れなくなってしまったということもありました(映画の「サウンド・オブ・ミュージック」)。
Commented by Nobui at 2010-01-20 14:59 x
(続き)
なお昨年のことですが、当初購入したHDD/DVDレコーダーが故障したのですが、修理に出すにも出来てくるまで半月以上はかかってしまう…ということで、とりあえずもう一台買ってしまいました。故障した方も修理に出したところ、修理不能とのことで代替機を無料で提供してもらいました(「延長保証契約」のおかげ)。といことで今2台(両方ともダビング10対応機)持っているのですが、1台は音楽番組、ドキュメンタリー番組用、もう1台はドラマや紀行番組等で毎週連続している番組用にしています。今のHDD/DVDレコーダーは2番組録画できるのですが、時に(年に数回ですが)3つの録画したい番組が重なってしまうこともあり、そのような際には2台持っていて良かったと思います。
(以上、コンチェルト2号さんが話題としていたことからちょっと話がそれてしまいましたが…)
Commented by Nobui at 2010-01-20 20:27 x
-私にとっての万葉集-
私がまだ若い頃に岩波新書(だったかな…)の万葉集の本を買って読み始めたのが万葉集との最初の接触でした。ただしそのときはなかなか頭に入っていかずに挫折してしまいました。
それからしばらくは万葉集との縁は無かったのですが、再び巡り会ったのは一昨年にNHKのBS-hiで放送された「日めくり万葉集」です。ただし、全部見たわけではなく、全体の1/3程度しか見なかったわけですが…。
檀ふみの朗読も良く、解説や選者の思い入れ等もあり、本で読んだよりもはるかに心にしみ込んでいきました。なお、これは昨年、そして今年も再放送されているようです。
Commented by concerto-2 at 2010-01-20 23:42
Nobui先生ありがとうございます。
万葉集はたしかにな〜〜〜んかとっかかりがないとわからないですよね。
「日めくり万葉集」は立ち読みしてます。
やはりきれいな解説本ですね。
奥底に流れるどろどろしたものがかけていると欠けてるかな〜と(笑)
ま、NHKですしね。
ありがとうございます。
by concerto-2 | 2010-01-19 23:36 | テレビ・ラジオのこと | Comments(4)