昨日の情熱大陸。そして盤鬼のつぶやき。
今シネウインドでやってる岡田茉莉子さん回顧上映でも1番人気らしい、岡田さんの代表作。
ウインドには観に行けそうも無いので借りてみました。
なるほど。。怖い。。怖い映画だ。。男女の感情の違いを明らかにしている作品ですね。
おーこわこわ。。。とDVDを切り替えてテレビに戻したら。
ん?
ピアニストが出てるじゃん。。なんか見た事のある。。
よかった偶然見れて。。
昨夜の情熱大陸では今売り出し中のピアニスト、アリス=紗良・オットーをとりあげていたんですね。
イロモネアまではあることをチェックしていたのですが(笑)
ほんと見れてよかったです。
割と注目しているんですよね、この人。まぁ美人という事もあるんですが、なんか将来性がありそうな気がして。
それでびっくりしたのは!!
なんだ日本語がぺらぺらじゃないですか!どっかの記事で日本語はあまり得意ではないとか書いてあったような気がしたのですがとんでもない!早口言葉すら言うし、分厚い日本語の本まで読んじゃう。
アクセントも大丈夫。まったく聞いてるとふつーの日本人。むしろ日本生まれの人でこれよかアクセントおかしい人いるよね。ってすら思うくらいです。
へーなんか嬉しいものです。
でも本人が言ってましたよね。
私はどこに行ってもネイティブでない。ドイツにいれば(お父さんがドイツ、お母さんが日本人、ドイツ生)アジア人だと見られるし、日本にいれば人は英語で話しかけてくる。。と寂しそうに語ってましたよね。
そっかぁ。。。と思いました。
ハーフの方ってかっこいいみたいに思われがちですが苦労が多いのでしょうね。
そしてテレビ見ててビックリ!は番組の中で昨年亡くなった大好きだったおばあちゃんの為に弾いたというのが。
ショパンのワルツイ短調遺作。
おぉ!つい最近どっかで何度も耳にした。そう、あの遠藤麻理さんが私の目の前で弾いてくれた。
あのワルツでした。
なんかこの曲って今までそんなに身近ではなかったのですが、この数日でとっても好きになりましたよ。
遠藤さん、アリスさんありがとう!(って同列に考えて良いのかという事もあるけどw)
番組でもやってましたが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲のCDが明日発売になるんですよね。
ま〜その宣伝もあってとりあげたんでしょうけど、そういう事は言いっこなしで。
とりあえず今出ているものは2枚。それを今日のCDということにしますね。
上がショパンのワルツ集、下がデビューアルバムだったリストの超絶技巧練習曲。
私はリストを持ってますけど、なんというか派手な感じはあまり無く、実に直球な感じのリストだったと思います。
実際に聞いたことのある当店の御常連様に伺うと実演も素晴らしいよ。とのこと。
新潟も小出の方には数年前に来られているんですよね。
マイナーな録音とかもいくつかある方です。
ぜひ応援したいですね。りゅーとぴあさん呼んでくれないかな〜。
あと小ネタを二つ。
新発田のイオン内にあるタワーレコードさんが今月11日で撤退されるんですよね。
う〜ん大手は大手でシビアなものですね。
2日の日の夕方にコンチェルト4号がとことこ来てくれました。沖縄帰り。。う〜新潟はさむいでしゅ。。とか言って。
4号は今月オーケストラのエキストラで忙しいとの事。一応宣伝してやろう。
1月16日 東京の新宿文化センターである 交響楽団たんぽぽ さんの公演に出るそうです。メインはチャイコフスキーの交響曲第5番。
それと1月30日に福島の福島音楽堂である オーケストラフィルジッヒ さんの公演にものるそうです。
こちらはメインがベートーヴェンの交響曲第7番。
だそうですので、もしお近くの方がいらしたら聴きに行って上げて下さい。ヴァイオリンでまん丸な娘がいましたら4号でございますので。
それにしてもエキストラなので合わせるのはゲネだけ、そして本番。よく出来るものです。すごいですね。
だてに人生の8割以上の年数ヴァイオリン弾いてるだけの事はあります。
最後は前回お約束しました、盤鬼のつぶやきです。
どうぞ。
*****************************
盤鬼のつぶやき第26回
もっとセッション録音を!
最近発売されたユベール・スダーン指揮、東京交響楽団のブルックナーの交響曲第7番(ファイン・エヌエフ/SACDシングルレイヤー=NF61202、通常CD=NF21202)を聴き、その演奏と録音の素晴らしさに感動した。
これがここまで成功したのは、やはりきちんとセッションを組んでの録音だからだと思う(収録は2009年3月27、28日、ミューザ川崎シンフォニーホール)。その昔は製品として売るレコードは無人のホール、あるいは録音専用会場での収録というのが常識だった。ところが、近年はリハーサルと本番の両方を録音し、後日傷のないテイクを編集するという方法が完全に主流である。言うまでもなく、リハーサルと本番とでは会場の響きが全く異なる。それを電気的に加工してつなぎあわせるのだから、音が不自然になるのは容易に想像がつくだろう。それに聴衆の有無が演奏者に影響もあることも考慮すれば、なおさらである。
しかし、現実的には特にオーケストラのような大所帯を、演奏会とは別の日にセッティングして録音するのは経費がぼう大にかかる。ことに最近のような不況だと、ますますこうしたセッション録音は出来にくくなる。ただ、こうした回しっぱなしの録音は晩年のギュンター・ヴァントのように、高齢演奏家の負担を減らせるという利点もある。けれども、このような場合は特例と捉えた方が良いのではないか。
技術者は現在の技術を駆使すれば不自然な音にはならないと考えているようだが、実際は全くそうではないと思う。たとえば、1960年代、70年代のアナログ時代に録音されたオーケストラ録音を聴いていると、譜面をめくる音、弓が譜面台に触れた音、弱音器を床に置いたと思われる音、椅子のきしむ音、靴音などなど、実にさまざまな演奏ノイズが入っている。これは、入っていて当たり前なのだが、驚くことにこうした音は最近のCDからはほとんど聴こえてこないのである。恐らく、技術者が懸命になって除去しているのだろう。そういったノイズはない方が良いのかもしれないが、この操作によって必要な響きの成分までもが犠牲になっていると推測する。
私が最も嫌いなのはとてもライヴとは思えないライヴ録音である。演奏中の会場は不気味なほど静かであり、奏者もむしろ淡々と弾いているけれど、演奏が終わるやいなや盛大なブラヴォー。しかもこのブラヴォーは音楽が鳴っている時よりもはるかに臨場感豊かに響いている。正直、こんな不自然な拍手ならば、カットしてくれた方がよほどかましである。
ファイン・エヌエフはこのスダーンに限らず、長岡京室内管弦楽団などもすべてセッションで収録している。他のレーベルでセッション録音を積極的に行っているのはエクストンだろう。たとえばエド・デ・ワールトのR.シュトラウス、ワーグナー、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンのブルックナー、ストラヴィンスキー、小林研一郎のチャイコフスキーの交響曲第5番(アーネム・フィル)など、絶賛されるべき内容のものは多い。また、ちょっと一般的ではないかもしれないが、エクストンから発売中の“ダイレクト・カットSACD”、これは1枚2万円の高額盤だが、これが言葉を失うほど凄い音が出てくる。私は今までにデ・ワールトの「ツァラ」(OVXL00020)、ズヴェーデンのブルックナーの交響曲第9番(OVXL00014)、同じくズヴェーデンのストラヴィンスキーの「春の祭典」(OVXL00007)を購入したが、2010年はさらに2,3枚手に入れようと思っている。
オーケストラ音楽はやはりクラシック音楽の中でも最も注目される分野である。従って、2010年はオーケストラのセッション録音がひとつでも多く行われ、さらにそれらがSACDという優れたフォーマットで出ることを期待したいものである。(平林 直哉)
*******
スダーン&東響はシューマンの交響曲全集が出る予定になっていますね。
今日はソプラノの川口聖加さんがよってくれました。
1月27日のだいしホールでのコンサートの打ち合わせに新潟に来られたんだとの事。
小柄ながら川口さんの歌声は素晴らしい清冽な感じの歌声ですよ。ぜひ多くの人に聴いていただきたいですね。
川口さんのチラシってフェルメールの絵みたいで好評なんですよね。お勧めです!!
明日は休みですがいくつか展覧会まわってきたいと思っています。あっPORTさんにも寄るからTさんいてねー。例のものお願いねー。(業務連絡。。)
そんなにすぐに本番乗れるなんて流石ですね。
私もいつかオケに入りたいです。
誰か本物楽器くれないかなぁ…(笑)
アリスちゃんのテレビ観ましたよ。そしたら遠藤さん演奏のイ短調遺作のワルツが・・・。これは一体何なのか?
イ短調のワルツ・・・遠藤さん・・・クロカギ・・・。
クロカギは私の笑いのツボに入ってます。
当分、思い出すだけで笑いが込み上げてきます。プププ(笑)
それでは良い休日をお過ごし下さい♪
誰も書いてもいけないよな〜と思ってたんよ。
ぜひ行けたら行ってきてね。たしかそれはチャイコの5番しかのらないと思った。
ほんとにすごいよね。
「そんな当日に行ってできるもんなの?」と聞いたら
「まぁ大丈夫ですよ〜」だって。
すごいもんだ。。
haruちゃんもどっかのオケから「コンバスでエキストラが必要〜」と言った時に参加できるようだといいね!
デュオ・ザ・ITいいねー!いつかうちわコンできける日を楽しみにしてるよー。
ほんと私も偶然見て、そしてそこに流れたワルツ遺作。
なんか「すごい」と思っちゃったですよ。
休日ですが店に行ったりFMPORTさんに行ったりしてきまーす。
ソレンコワとっておきますよ。
ぜひいつかその素晴らしき腕前でワルツイ短調を!姐上様!
はい「まんがで読破」は集めています!最近まがいもの(といったら失礼なんですが)が出てて、それを混じっておいてある店が多く閉口してます。
今までのシリーズ、それと今出ている同じようなシリーズとは志の高さが違うような気がしますね。
最新刊は「五輪の書」と「或る阿呆の一生」ですよね、私はまだ読んでいないのですが近々に読みたいと思っています。
あのシリーズで「失われた時を求めて」や「水滸伝」の最後までのストーリーをはじめて知りました。かいつまんでではありませけど、よく描けていると思います。「ドンキホーテ」や「白鯨」もなかなかよかったですね。
もちろん原作を読むに越した事は無いのでしょうけど、とてもいい入口になっています、あーいったいい入口になれたらいいなぁ〜と思っています。
ありがとうございました。またお話ししましょう。
子育て大変ですね。昨日マエストロAさんが来られましたよ〜。