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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

のだめ本。飽きたと思ったけれど〜

先程最終巻コミックも出ました「のだめカンタービレ」。
クラシックというものの壁をちょっととってくれたような画期的な作品で、大ブームを巻き起こしました。

でも、まぁもういいかな〜と思ってました。
ま、映画は見に行きますけどね。。

とちょっと醒めた目で見てたんですが。。

またまた「もう一回のだめ見てみたいぞ!」と思うような起爆剤がありました!

それはN響のもぎぎ。こと茂木大輔の新刊著作。
「読んで楽しむ のだめカンタービレの音楽会」という本です。
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ふ〜ん、また出たのかこういう本。。。と軽い気持ちで手にとったんですが。。

お、面白い!!これは面白いぞ!

「のだめ〜」なんかまるで知らなかった茂木さんが、娘さんと一緒に入った本屋さんでなに〜げなく「のだめ」を買ってから、おおはまりにはまって!
作者にファンレター送って!
それから作者の二ノ宮さんと知り合って、マンガ賞受賞パーティで演奏家集めてブラームスやって!
それからテレビドラマを手伝ったり、のだめコンサートをやることになったり!
ということを裏側、現場の話が満載。
なるほどねー!と思う新事実が多いです。
この「のだめカンタービレ」という作品の凄さがよく説明されています。
そして最終章で茂木さんが書かれていることが感動的なんですよ。
それに、もうすぐりゅーとぴあでもある「のだめコンサート」がこれ読むと倍楽しめますよ!
ぜひ御一読を!

そしてこの本の中で、こう書かれて紹介されてる奏者さんがいます。
「宮本文昭さん秘蔵の弟子で、ぼくも審査員だった日本音楽コンクールでダントツの1位、その後サイトウキネンオーケストラなどで超一流のキャリアを積んでいた、闊達で華やかなモーツアルトの協奏曲は、若い無限の才能を感じさせた(彼女は、現在では東京交響楽団の主席奏者になっている)。」
ベタ褒めです!
そうこれは東京交響楽団に新たな戦力として入ってこられた主席オーボエの荒絵理子さんのことです!
私も今年の東響聞いてて「荒さんのオーボエいいなぁ〜」と思ってますよ!
その素晴らしきオーボエ奏者荒さんが明日りゅーとぴあで演奏会をされます!
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このチラシは夜7時からのプライムクラシックコンサートです。
1500円のフルコンサート。
それに加えてお昼11時半からのワンコインコンサートもやられます。
これは聞き物ですよ!!
昼でも夜でもぜひ聞きに行きませんか。

今日の私はFMPORTに行って美貌のTディレクターと遠藤麻理さんと3人で年越し番組の打ち合わせをしてきました。
なかなか楽しい打ち合わせでした。でもってぜひ「こうしたら楽しい番組になるのでは」とか今回のテーマはショパンなので「ショパンの思い出」とか「今年こんなことがあった」でもいいですから、ぜひ番組の方にメールを送ってくださいね。
今回はなんと遠藤麻理さんの生演奏が聞けるかもしれませんよ!

今日のCDはこちら。
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のだめ〜のことをネタにしたので、のだめといえばベートーヴェンの7番!!
のだめ以前にはベートーヴェンの7番といっても知名度なんか無かったのに、いまでは「ベト7かっこいい!」ですからね。それだけでもいかにあのマンガの影響力があったかと言うことでしょう。
そのベト7で私が最高に燃えてる演奏だと思っているのがこれです。
巨匠カール・シューリヒト指揮ウイーンフィルハーモニー。
「シューリヒトの国連ライブ」と名高い伝説の名演奏です。
戦後はじめてウイーンフィルがアメリカツアーをした時に国連でやったコンサートのライブです。
当時シューリヒトはかなりの高齢でありましたが、とにかくすごいスピード!!
早い早い!!カルロス・クライバーなんかよりとばしています。
そしてただ早いだけで無く熱い!もう突貫ジジイここにあり!額に青筋たててるような演奏です。
それにシューリヒトの演奏ってなんか、凄まじいんだけど思わず笑ってしまいそうな明るさもあるんですよね。
私が持ってるこのCDは現在廃盤です、この伝説ライブは今だとアーチペルレーベルで再発されましたね。痛快な一枚です!

さていよいよ今週末にはイリーナ・メジューエワだいしホールリサイタルがあります!
ぜひ皆様完売まであとちょっとです。チケットのお求めはお早めにお願いします!
よろしくお願いします。

さあ明日の火曜日はりゅーとぴあにオーボエ聞きにいきましょう!!
by concerto-2 | 2009-12-07 23:41 | 書籍・コミックのこと | Comments(0)