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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

愛を読む人(朗読者)&本ネタ。

映画「愛を読む人」を観てきました。

今年度アカデミー賞でケイト・ウインスレットが最優秀女優賞を獲得しましたね。
いや〜獲得して当然と言う名演技でした。
そしてこの作品の原作は数年前にも大ブームをおこした名作「朗読者」です。
ぜひこの映画は、この原作を先に読んだ方がいいですね。

というのも
映画でも原作でもこの作品の大きなテーマ、最初では明かされない主人公の「秘密」。
これをまず知らないで観る&読む。でもいいのですが
知ってから観ると、いかにケイト・ウインスレットの演技が素晴らしいかがわかります。
それは原作でも同じで、一回読むと、もう一回最初から読みたくなる本なんです。
事実、私も読んだ日に再度もう一回読み直しました。

第二次世界大戦中のドイツ、そして収容所。というありがちなテーマでありながら
そういう大きなテーマでなく、とても個人的な苦しみと言うものを描いた作品です。
びっくりするくらいにケイトの演技が素晴らしい作品です。
ぜひ原作を先に読んでからみてください。
原作も映画も素晴らしい作品でした。

15歳の時、36歳の女性ってどう見えたかな〜とちょっと思った作品でした。
う〜ん覚えて無いなぁ〜。

本と言えば
パート1
芥川&直木賞が発表になりましたね。
驚いたのは!!「直木賞受賞 北村薫さん!」
なにーーー!
北村薫さんって、まだそんな賞をもらうとか、そんなんだったの?
ということ。とっくにもらってると思ってました。
もう私の頭の中では大文豪です。昔はプロフィールも明らかにされて無かったので男だか女だかもわからなかったんですよね。
一応ジャンルはミステリーになるのかな?誰にでも親しめる作風は映画にもたくさんなっていますよね。
とにかくおめでとうございました。

あと残念だったのは本谷有希子さんがノミネートされてましたが(芥川賞の方かな)だめでしたね。
もし受賞していれば、りゅーとぴあにもくる演劇「来来来来来」の売れ行きにも拍車がかかったと思うのに。

本と言えば
パート2
最近読んだ本の中で「なんじゃこれは!」と思わず読みながらも口に出して言ってしまった小説がありました。
それは「向日葵の咲かない夏」作者は道尾秀介。
2009年このミステリーがすごい! で作家別投票第1位 のときの対象作品のようです。
文庫化も最近だったようで書店でも目立ってますね。

読む前に私の本の師匠であるANDHYPHENリエゴンさんに聞いてみました。
「う〜〜〜あれですか。。。う〜ん」
あまりいい顔をされてない。。。

今は私も読み終わりました。
もし誰かから「これいいです?」と聞かれたら「う〜ん」と思ってしまいますね。

とにかくミステリーでおどろどろしいのですが、もうプロットというか設定の秘密が
あまりにもバカバカしい!素晴らしくバカバカしすぎる!でも癖になりそう。
よんでる時は「はぁ?」の連続。
読み終わったら、しばしボー然。。
ちょっと日がたつと、思い返すだけで笑ってしまう。という作品です。
とんでもない奇書といってもいいでしょうね。

でもほんとうに読んで数日後には大爆笑のネタになるので読んで良かったかなと思ってます。
お勧めの作品にいれますね。ばかばかしさ&爆笑。でも「暗い〜」というある意味超名作かもしれません。
かって折原一作品に「はぁ?」と思ったものでしたが、この作品の方が「はぁ?」が上回ります。
ミステリー好きにはぜひ。

以上本ネタでした。

今日の木曜日はたくさんのお客様におこしいただけました。ありがとうございます。
私が崇拝している某ピアニスト観音様もいらっしゃいましたし。しあわせ〜♪

それといよいよ間近になってきた県音楽コンクール。そのピアノ部門で審査員をやられる某先生がいらっしゃいました。
いろいろとお話をしたのですが、一つなるほど〜と思ったのが
「ぜひ、本選で演奏される方は演奏時間に気をつけてほしい」
とのことでした。
前回もありましたが、時間をこえると減点になります。今回からはカットもできない(らしい)
のでぜひ気をつけてほしいですね。
とのことでした。
本選に演奏されるピアノの皆さんは十分御注意をしてくださいね。

それと25日に行われるトロンボーン&ピアノのDuoYさんのコンサート。
全面的に応援します!!
それとコンサートの手伝いもすることになりました。
ぜひ皆様!よろしくお願いします。
毎日宣伝していきますね。
by concerto-2 | 2009-07-16 23:48 | 書籍・コミックのこと | Comments(0)