コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2
プロフィールを見る
画像一覧

<   2009年 02月 ( 33 )   > この月の画像一覧

昨年末から画廊フルムーンの越野さんと一緒にいろいろと企画して、そして今月おこなってきたフルムーンでのコンサートシリーズ。
今日が千秋楽でした。
e0046190_21272871.jpg

その最後を飾ってくれたのが
ヴァイオリン 庄司愛さんとギター 井浦聡さん によるデュオコンサート。
とてもいい〜コンサートでした。
2時からのはお客様がとても多くて賑わいがありました。
5時からのは満員ではありませんでしたが、ちょ〜どいいくらいのお客様でしたので音がいい〜感じで響きました。

プログラムは
・ヴァイオリンとギターのためのソナタOp.5-8(コレルリ作曲)

・ヴァイオリンとギターのためのソナタOp.3-4(パガニーニ)

・協奏的ソナタ(パガニーニ)
〜休憩〜
・PE DE MOLEQUE
・QUEBRA QUEIXO
(マシャド)
・ブエノスアイレス組曲
(プホール)

アンコールはオーバー・ザ・レインボウ
あまり知られていないような曲でかためたプログラムだっただけに、アンコールは皆さん聞き入って頂けたようです。
うっとりしましたね。

そしてマシャドやプホールといったギターフリークで無い人にはあまりなじみが無い作曲家のものを紹介出来た意義も大きかったです。
聞きにきていただいたお客様からも「後半の曲がとってもよくて印象に残りました〜」というお声をいただきました。
これは嬉しいお声でした。

とてもシャイなお二人なのでトークの方はどうかな〜と心配してましたが、井浦さんもかなり頑張ってましたし(笑)
じっと見つめる奥様の視線にも励まされてか熱い演奏をされていました。
(ソロが無かったのが残念)

庄司さんはさすがですね。舞台慣れしていますし。
おそらく後半の曲目は初めてではなかったかと思いますが、とてもよく演奏されてらっしゃたっと思います。
このあたりを得意とするフルートの市橋靖子さんにも聞いて欲しかったですね。
庄司さんに拍手です!!

今回のフルムーンコンサートシリーズでは、私の方で演奏をお願いする際に
「曲目については全くお任せします。好きに選曲されていいです」
とお話ししてありました。
なのでか、なかなか聴けないような曲、珍しい曲がたくさん聞けたコンサートシリーズではなかったかと思います。
琴の奥村さんなどは「邦楽 知られざる名曲をさがして〜」というまさに凝ったラインナップでしたし。
しかもそれもとても面白かったです!
私は思うのですが、演奏者さんのやりたい曲!という曲に悪い曲があるはず無いですよね。
奏者さんの思いも込める分、良い演奏になって、結果として人の心に響くのは、やりたい曲!!でしょう。
今回シリーズ全部の演奏会は全て素晴らしい内容でした。

トップのソプラノの北住順子さんから始まり
渋谷陽子さん、佐藤芳明さん、八百板正己さん、奥村健一さん、松村牧子さん、市橋靖子さん、川崎祥子さん、そして今日の庄司愛さん、井浦聡さん。
奏者の皆様、素晴らしい演奏でした。ありがとうございました!

そしてなにより毎回とても多くの方にお越しいただきました。
当初、越野さんと「30人くらいかな〜」と話してたのに、30人を下回る回は一度もありませんでした。
夜の追加公演もやることになったりと、最初の予想の倍以上のお客様にお越しいただけました。
ありがとうございました。

最後に発案者でもありフルムーンという素敵な場所を会場にしてくださった越野さん。
お疲れさまでした。
私は受付くらいしか出来ませんでしたが、今回のことでフルムーンを多くの方に知って頂けたかと思います。
よかったですね。
なにからなにまでお世話になりました。ありがとうございました。

今日の演奏会の後、井浦さんが奥様と一緒に当店に来てくれました。
も〜ぐったりされてて
まるで
「真っ白に燃え尽きちまったぜ〜」の明日のジョーのようでした(笑)
お疲れさま!

私もほっとしました〜。

明日は東京交響楽団新潟定期デーです!!
ということで当店では全部1割オフにします!!
団員の方は2割オフにします!

そしてだいしでは成嶋志保さんのコンサートがあります!!
チケット扱っています!!ぜひよろしくお願いします。

ちなみにこういうのもあるのでご紹介!
e0046190_21224687.jpg

午前10時半から東北電力グリーンプラザで無料のコンサートです!!
「子供から大人まで楽しめる☆ファミリーコンサート」
1時間の内容で「ポニョ」とかディズニーの曲とかやられるようです。
小さなお子様も大歓迎!ということですよ。ぜひ小さなお子様もお母様も楽しんじゃいましょう!
演奏はフルムーンでも活躍された川崎祥子さんもメンバーのノーティノーツさん。
楽器編成は聞いたんだけどな〜忘れました。すいません。
こういうお子様も一緒!というコンサートもっともっと増えると良いですね。
ぜひ日曜の午前中、お時間ございましたら東北電力グリーンプラザにもお越し下さいませ。

私の明日は成嶋志保さんです!!楽しみにしています!
by concerto-2 | 2009-02-28 21:28 | 演奏会のこと | Comments(0)

明日のこと&新着2件

先週行われた山本真希さんのスペインのオルガン曲リサイタルにマルチン大作が聴きに行ってましたので、感想を寄せてもらいました。

*****************
さて、22日の感想。
まず最初に告白。
私はスペインのオルガン作品を弾いたことがありません。
何の知識もないまま、演奏会に。
そんな私は、「機会があったら弾いてみたい」と思う曲をチェックします。
今回のプログラムの中でチェック入れたのは、
ホセ・ヒメネスの第6旋法のバッターリャと、
アントニオ・コレア・ブラーガの第6旋法のバッターリャ。
ありゃ、同じタイトルだ〜りゃ・・・。

バッターリャ(戦い)というタイトルの通り、キビキビとしたかっちょよい音楽でした。
んー、勉強しなきゃだ!

さて、開演前にプログラムを「ほげら〜」っと読んでいると、
お隣にお座りになった初老の男性が声を掛けてこられました。
「この”水平トランペット”とは、何処にありますか?」(とプログラム解説の文章に指を指しながら・・・)

私は簡単に前に「ずどーん」と突き出ているラッパの解説をしたり、
オルガンの音が鳴る仕組みをお話ししたりしました。
りゅーとぴあのオルガンを聞くのは初めてとのこと。
いやー、お役に立てて良かった。
(ホントに役にたったのか?)

そういえば、つい先日も映画館で「ぬぼ〜」っと始まるの待っていたら、
近くにお座りになった老夫婦に、
「この映画館に初めて来ましたの〜。あなたは良く来られるの?」(因みに十日町の映画館)
と声を掛けられ、「たまーに来ます。あとは蕎麦と温泉ですね・・・」と。
よく行く小さな温泉の話しをすると、そのご夫婦が住んでいらっしゃる近所でした。

人との出会い(たとえそれが一回こっきりでも)ってオモローですね♪

マルチン大作 

***********************
なるほど。。。って曲のことよか「マルチンの日々徒然」みたいな感じでしたね。
マルチン大作は新潟にラインベルガーをはやらす会の会長!なんて頑張ってます。
私もラインベルガーかっこよくて好きです!!ぜひオルガニストマルチン大作にもご声援を。

さていよいよ明日になりました!!!
画廊フルムーンでのコンサートシリーズも千秋楽です!
明日はヴァイオリニスト庄司愛さん&ギター井浦聡さんによるデュオコンサートです。
楽しみでもあり、不安もちょっとあり(トークは大丈夫かな?)
2時からの回はおかげさまで満席。5時からの回はまだ大丈夫です。当日来られても5時の回はOKです。
そうぞよろしくお願いします。わたくしが受付でお待ちいたしておりますので。
このコンサートシリーズももう最後。早かった〜この2月は。いつも満杯のお客様で感謝感激でございます。

そして明日はこちらもあります!
e0046190_19362113.jpg

だいしホールで午後2時半から
「合唱団NEWS 創団15周年記念演奏会」
これは私やギターの井浦さんも行きたかったー!と思ってたのなんです。
きっといいはず!ぜひお薦めします。
「体内の脂肪よ〜燃え尽きてしまえぇー!」とばかりに熱い合唱指揮者!!マエストロ金子さんとNEWSさんが描き出す、佐藤さおりさんのパラレルワールド!!心に染み入る合唱に聞き入って下さい!!
と、わけわかんない説明ですが、ほんと佐藤さおりさんの世界っていいんですよね〜。素晴らしいです!!お勧めです!

そして最新情報を二つほど。
今日届きましたNEWチラシ&チケットをお知らせします。
まず一つはこちらです!
e0046190_19441352.jpg

「耳で聴く風景 vol.2」
4月26日(日曜日) 午後2時開演 チケットは3000円。もうチケットも取扱スタートしています。

ヴァイオリニスト井上静香さん&ピアニスト成嶋志保さんの超強力なコンビによる、この「耳で聴く風景」。
1回目のは私も聴きに行きましたけど、すごい演奏会でした。
今回のプログラムは
イベール 物語
ドビュッシー ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ラヴェル ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(遺作)
エネスコ ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番「ルーマニア民謡風」

最後にエネスコのソナタを持ってくるあたり、さすが実力派のお二人です。
新潟でのデュオとしては最強のお二人と言って間違いは無いと思いますよ。
ぜひお勧めです!!

それでもってあさって1日の成嶋志保さんのソロリサイタルもお勧めです。
二人で行こうかな〜とか、お子さんを連れて行こうかな〜、とか学生さんで「いきたいなぁ〜」
とかいう方はぜひ当店にご連絡を!!
なんかいいことがある「かも」しれません。

そしてもう一つの演奏会はこちら
e0046190_19533811.jpg

「村松崇継 ピアノソロコンサート」
5月9日(土曜日) 午後5時開演 だいしホール チケットは2000円(当日2500円)
村松さんはクラシックの演奏者さん。。。。ではありません。

今すごい注目を集めている作曲家さん、そしてその曲を演奏するピアノ奏者さんです。
ほんと今注目されてますよね。
今のNHK朝ドラ「だんだん」、映画「夕凪の街、桜の国」、「クライマーズ・ハイ」、「誰も守ってくれない」などの音楽をやられています。
こちらのチケットも当店にてお取り扱いいたしております!!ぜひよろしくお願いします。

余談ではありますが
だいしホールの企画担当のYさんは昨年私もお知り合いになれた方なんですが
すっごくかわいくってキュートな方なんですよ!!
今日もだいしに行ってお会いして来たんですが。
Yさん「これって、お客様入りますかね〜」(キュン)
おじさんの私「(キュン) んも〜宣伝しまっしゅ!」
ぜひキュートな担当Yさんのためにも、だいしさんの自主公演である、村松さんのリサイタル。よろしくお願いします。
ただ日が〜、、、5月9日ってなんかすごくなってますよね〜。
(りゅーとぴあが枝並さん、音文が新潟室内、リリックが長岡交響楽団)

あっちなみにキュートなYさんは本館にいらっしゃる方なので、ホールにはいらっしゃまいませんから(笑)
でもホールの方も素敵な方ばかりですよ!(とフォローを欠かさずw)

明日のフルムーンコンサートが最後を飾る、みんなが嬉しい気持ちになるコンサートでありますように。
裏方としてがんばります!
by concerto-2 | 2009-02-27 20:09 | 演奏会のこと | Comments(4)
あぁ書きたいことがいくつもある。。。

のですが、今回はせっかくもらったので。。。ということで
誰に何をもらったのかといいますと。
枝並千花さんのコンサートのチラシとチケットをお母様、ママ枝並様よりいただき&お預かりしました。
東京交響楽団を退団されて、これからはソロ活動。
なかなか順調なスタートのようですね。
まずは前にも一度のっけましたが、最終版はカラーになってます。
e0046190_2121416.jpg

5月9日(土曜日)のりゅーとぴあコンサートホールでのリサイタル。
このチケットですが当店もお預かりしました!扱っております!!!よろしくお願いしますね。

なんつってもコンサートホールですからね〜。どのくらいのお客様が来られるんでしょうか。わくわくします。
CD発売記念ということです。たしかCDは4月の7だか9だか、そのあたりに出るんではなかったかな。
このCDのことについてはちょっと面白い話があるのですが、それは内緒(だったら言うなよー。ですねw)
皆様ぜひこの5月9日は、枝並さん見て、その後に新潟室内合奏団聞きましょうー!
負けず劣らずの美女達による協奏曲お楽しみに!!
時間もかぶらないと思います。

この日は長岡交響楽団さんも定期。。。Daaさんごめんです!

そしてせっかくいただいたので、こちらもPR
e0046190_21254771.jpg

こちらは東京の方でのCDデビューリサイタルのです。
4月18日にJTアートホールです。
なんか「きらびやか!」なチラシですね。
ママ枝並様曰く「。。。。なんか由紀さおりみたいでしょ?」笑ってしまいました。そう言われてみれば。。。
でも由紀さおりさんって美人ですからね。似てても変なことではないでしょう。。。。ね。

もういっちょせっかくなので。。
e0046190_2129446.jpg

こちらはシャネルが毎年何人かの期待の新人演奏家さんをピックアップして1年間コンサートシリーズを行うんです。
名付けて「2009年 シャネル ピグマリオン クラシカル コンサート」
その6人の中に選ばれているんですね。たいしたものです。
まぁシャネルが選ぶということで華やかさなども選考の基準になっていることでしょう。
こちらの演奏会は無料だけど抽選制です。詳しくはチラシを。。。もしくは私にお聞き頂いても。

ほんとに順調すぎるほど順調なスタートの枝並さん。
頑張って欲しいものです。
でも、まだまだ若いので、焦らずじっくりとしていってもいいとも思っています。

デビューCDはフォーレの2番とフランクのソナタらしいです。単なる名曲集でないところに心意気を感じます。
楽しみに待っていることにしましょう。
by concerto-2 | 2009-02-26 21:36 | 演奏会のこと | Comments(0)
今日シネウインドの武田さんが「月刊ウインド」の入れ替えに来てくれました。
3月のウインドはフランス映画がお勧めです。
ところでシネウインドの専従さんも昨日見に行ったんですって。。。

「おくりびと」を。。

でも満員で入れなかったそう。アカデミー賞恐るべし!
実は「おくりびと」サントラCDを「売れるかも〜♪」とオーダーなんかしている私です。
私はDVDが出てから見ようと思っています。一人でないとこではちょっと。。
なんせ予告見ただけでティッシュに手がのびるんです〜。

ナクソス・レーベルの3月新譜が入荷してきました!!
毎回「何だこれ?」というようなものが多くて楽しいです。
なにが入ってきたかは後にして。
今回の私のピックアップ3点を御紹介!!
まずはこれ!
e0046190_23115818.jpg

実は今回のちょっと前に入ったものなんですけどね。
チャピの「ファンタジア・モリスカ、交響曲二短調」です!
チャピなんてなんか子犬のような名前の作曲家さん。
スペインのサルスエラ(う〜ん大衆オペラみたいなもの)の大家として知る人ぞ知る作曲家。
メーカーコメントが「明るい気分になりたい人にうってつけ 元気がもりもり沸いてくる音楽の宝庫です」となってますね。
その通り!明るく元気な曲調です。ちょっと古典派の雰囲気もある秀作ですよ〜お勧めです!

そして3月新譜のベスト2は!これです
e0046190_23381166.jpg

レスピーギのカンタータ「春」、アルメニアの詩人の語る4つの詩、バレエ音楽「魔法の鍋」。
メーカーコメントが「まるでロシアの音楽のように饒舌で濃厚な音楽 レスピーギの隠れた名曲がNAXOSに登場」です。
ほんとうにロシア音楽みたい!ちょっとアラブっぽくもあったりするし。華麗なオーケストレーションは聞いていて飽きません。聞いていてうっとりすること確実!お勧めです。

そんでもって今月のベスト1はこれ!
e0046190_23472577.jpg

ブルックナーの弦楽五重奏曲、弦楽四重奏曲、間奏曲二短調、ロンドハ短調。
今までナクソスのラインナップにブルックナーの弦五ってなかったようですね。
なんでや?と思っていました。
名曲です!いかにもブルックナーというゆったりとした運び。
しかも演奏がファインアーツ四重奏団です。これは現代のファーストチョイスになるでしょうね。
メーカーコメントがいかしてます
「ブルックナーの交響曲5、5番? あの宇宙的な響きが好きな人なら外せません!」
この弦五は交響曲5番と6番の間の時期に作曲されたんですよね。なので5、5番という例えなんでしょう。なるほど〜うまい例えです。

ちょっとナクソスから外れますが、最近のブルックナーものではこれもいいですよ!
e0046190_23595167.jpg

ブルックナー&デュリュフレ:レクイエム
ギィ・ヤンセンス指揮 ラウダンテス・コンソート
このブルックナーもお勧めです。

それでは入荷したナクソス3月新譜のラインナップを御紹介。

naxos/3月新譜入荷です!
8559602 アドラー:音楽における詩、芸術および愛
8570798 ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲全集第5集
8559351 スミス:室内楽作品集
8570544 バス・トロンボーンと吹奏楽のための作品集
8570741 レスピーギ:カンタータ「春」
8559247 スーザ:吹奏楽曲作品集第7集
8559306 コリリアーノ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
8570838 シューベルト:ドイツ語歌曲全集第2集
8570925 ロージャ:ヴィオラ協奏曲他
8570504 ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集第8集
8572095 トヴェイト:管楽合奏のための音楽集
8570486 ハイドン:鍵盤楽器のための協奏曲集
8570763 シベリウス:交響詩集
8570314 ラインベルガー:オルガン作品全集第7集
8570296 ウェーバー:序曲集
8570788 ブルックナー:弦楽五重奏曲、弦楽四重奏曲他
8570027 モーツアルト:管楽合奏による「魔笛」と「皇帝ティートの慈悲」
8559614 カーター:100歳記念CD&DVD
8570492/3 ローマン:12のフルートソナタ集

8112011 パデレフスキ自選によるアメリカ・ビクター録音集1914−1941
8112018 ザ・マッコーマック・エディション第7集1916〜1918年
8111303 ベートーヴェン:交響曲第3番他/クレンペラー

ちなみに、この次の4月新譜ではジャンニーニのピアノ協奏曲が面白いですよ!
毎回楽しませてくれますぞナクソスレーベル!
by concerto-2 | 2009-02-26 00:09 | CDの紹介 | Comments(0)
日曜日に行われた山本真希さんのオルガンコンサートのプログラムをご夫婦で行かれたお客様より1部いただきました。
H様ありがとうございます。

今回のスペイン・プログラムはどうだったのでしょう。
りゅーとぴあのオルガンと言えばスペイン式のオルガン。きっと楽器と音楽がマッチしたいい演奏会だったことでしょう。
いろいろなネットでの評判を見てもおおむね高評価のよう。よかったですね。
りゅーとぴあのインフォさんたちに聞いても、さすがに知らない曲ばかりの様でしたが、とってもいい感じでしたよ!とのことでした。
やはりスペインの作曲家のオルガン曲で全体をまとめようとすると知名度的には低いのは当然でしょうね。
実際にお客様は200人前後だったようです。
少ないと言えば少ないかも知れませんが。。。
。。。でも!
いいんじゃないでしょうか。
パイプオルガンのコンサートで全く知名度がないプログラムでのコンサートで200人も集まったんです!!
りゅーとぴあ付きのオルガニスト山本さん以外にはできないコンサートとも言えますし。
単独の演奏者自主公演とかは考えられないことをやってらっしゃるんですから。
こうした国別でのコンサートは知らない曲だけど名曲だよ〜というものを紹介するということでも実に大きな意義があります。
果敢に攻め込む姿勢を持ち続ける山本真希さんに拍手です!!

そういえば山本真希さんと同い年の我らがマルチン大作は聞きにいったのかな〜?
メールしておこうっと。
もし聞いてたら感想をここにてお知らせします。

そのマルチン大作もオルガニストとして、次にやる曲は私がず〜〜っと「これやりなよ〜」と薦めていたかくれた名曲中の名曲です!!
やっと生でやる準備が整ったようですね。くぅー聞いてみたいー。
曲がなんだかは、書いていいのか分からないのでまだ未公表にしますね。
次のオルガン研究会の演奏会は要チェックです!工夫満載ですよ。

さてりゅーとぴあでこの春に行われるいくつかの公演のNEWチラシがいくつか出てました。
まずは1番楽しみなのがこれ!!
e0046190_14365218.jpg

松山冴花、5月に登場!!
5月15日(金曜日) 19時開演
プライムクラシック1500 vol.5「松山冴花&津田裕也 ヴァイオリン&ピアノ コンサート」
これは楽しみです。
今、最も聞いてみたい若手奏者といってもいい松山冴花さん!!
若いですが、すごい実力者さんです。これは楽しみです!!
ピアノの津田さんも新潟にはなにかとゆかりのある方ですね。

そしてこのお二人は昼のワンコインもやられるんです。
ワンコインコンサートのチラシがこれです。
e0046190_14431218.jpg

4月10日が「春の調べ/パイプオルガン」演奏はアクトシティ浜松の副オルガン奏者を務められている中野ひかりさん。曲はバッハやヘンデルなど耳慣れた名曲とのことです。

5月15日が「超絶技巧の世界 ヴァイオリン」と題して松山さん&津田さんのコンサートです。
チラシを見る限り、夜公演と昼公演は曲があまり重ならないようですよ。

6月2日が「多田羅 迪夫と若き歌手たちによるハイドン参加声楽」となっています。

そして奥村愛さんの参加されるコンサートも出てましたよ
e0046190_1591383.jpg

「上松美香&奥村愛 ドリームコンサート」
5月24日(日曜日) 午後2時開演です。全席指定のS席4500円、A席3800円。
アルパの上松さん、ヴァイオリンの奥村愛さんの人気奏者さんお二人をメインに持って来たこのコンサート。
きっと話題になることでしょう。

新しい演奏会案内が続々と出て来る季節になりました。
春近し!ですね。
by concerto-2 | 2009-02-24 15:12 | 演奏会のこと | Comments(6)
今日の日曜日はりゅーとぴあで山本真希さんのオルガンコンサートがあったんですよね。
「我らマッキーズ!!」としては(勝手に名乗ってますが)いかずんばおれないところであったんですが。。
この日曜日はフルムーンのコンサートシリーズ第5弾!!がありました。
今日はオルガンを聴きに行けなかった。山本真希さんすいません。
りゅーとぴあのパトロール?も時間が無くて行けなかった。。

今日ばかりは「我らマッキーズ!」改め「我らヤッシィーズ!」でした。
あっ一応市橋靖子さんのヤスコからとったものです。。。って説明がいるっつうのもなんですが。。
でもオルガンコンサートが終わってからフルムーンの夜の回に駆けつけて来てくださったお客様もいらっしゃいました。ありがたやありがたや。。

ということで
今回も大盛況でした。
「フルート市橋靖子&電子ピアノ川崎祥子 コンサート〜月と音の世界〜」
この市橋さんと川崎さんと言えばこのお二人での活動だけでなく様々な活動を通して、もう有名なお二人です。
経験豊富なのは場慣れしたトークと進行でもあきらか。さすがでした。
ジ・エンターティナーというお二人ですよね。

それで今回のプログラムは
Etupirka/葉加瀬太郎
Fly me to the Moon/B.Howard
Its Only A Peper Moon/H.Arlen
Chega De Saudade/A.C.Jobim
明日/アンドレ・ギャニオン

月と音の世界(川崎祥子さん即興)

SummerSamba/M.Valle P.Valle U.Marconi
Moon River/H.Mancini
Oh Happy Days/賛美歌
おぼろ月夜/岡野貞一

アンコールは八十日間世界一週旅行でした。

川崎さんの即興タイムではお客様に波の音をやってもらったりと工夫された進行でした。
お二人の明るいキャラクターはほんとうに場を和ませてくれますね。
音楽も月をテーマにしたナンバーでしっとりと聞かせていただきました。
プロのお仕事です。楽しいコンサートありがとうございました。

この一ヶ月にわたる画廊「フルムーン」のコンサートシリーズ。
いよいよ!いよいよ来週の28日土曜日が最後となりました!!!
もう2時からの回はすいません予約で満杯です。すいませんストップになりました。
午後5時からの回はまだまだ大丈夫です。ぜひご予約を。
最後はヴァイオリン庄司愛さん&ギター井浦聡さん。
プログラムは
・ヴァイオリンとギターのためのソナタOp.5-8(コレルリ作曲)

・ヴァイオリンとギターのためのソナタOp.3-4(パガニーニ)

・協奏的ソナタ(パガニーニ)
〜休憩〜
・PE DE MOLEQUE
・QUEBRA QUEIXO
(マシャド)
・ブエノスアイレス組曲
(プホール)

の予定です。ぜひ午後5時からの回お越しいただけるようお願いします。
フルムーンを体験しにいらっしゃってもいいですし。

さぁ庄司さんと井浦さんには市橋さん&川崎さんのようなマシンガントークは望めませんかも知れませんが、演奏で語って頂きましょう!
宣伝の意味を込めてこんな写真を!
e0046190_212289.jpg

毎度毎度ですが、私の大好きなトリオ・ベルガルモです。庄司愛さんは左の方です。
ぜひフルムーンのラスト、お楽しみにして下さい。
by concerto-2 | 2009-02-22 21:03 | 演奏会のこと | Comments(0)
昨夜は「ケータイ大喜利」を見てから書こうかな〜と思ったら意識がもうろう〜としてしまいました。
あっ今日のフルムーンのことも書かねば!
フルムーン毎回大入りです。ありがとうございます。

それで昨日のことを今回は書きます。

21日の金曜日、午後2時から4時半前と午後6時から午後8時半まで、2部構成にわたる長丁場の演奏会
「新潟大学教育学部音楽科 第27回卒業演奏会」
に行ってきました。
さすがに長いな〜と思いましたが、皆さんの4年の思いをも〜ろ〜として聞いてはいけませんからね。
それに今回の卒業演奏会は2つのことでいつもより肌身に染みることがありました。
まず1つは
今回演奏される方々は当店がオープンしてから入学された皆さんであること。当店がオープンしたのが4年半前です。
なのでオープン以降に入学された方の卒業って初めてだったんです。
数名いらっしゃるんです、入学した時から存じ上げている方が。
はぁ〜ついこの前「1年なんです」なんて言ってた方が今回卒業記念だなんて。。。はぁぁ〜。と感傷に浸ってしまって。。。というのが一つ。いやですねオヤジ臭い話で。

もう1つは
FM新津さんの「くらくらクラシック」で私と同時に番組にデビューした野村麻子さんもこの卒業演奏会に出られたこと。
いつも番組ではお互いにつたないところ助け合ったりしてやってきました。
ほんとうにいいお嬢さんで、私の「理想の娘第1位」でした。
その野村さんは実は青森の邦楽の音楽一家のお嬢さん、スペシャリストなんですね。
今回はびしっ!と着物を着られて三味線をバックに長唄を歌われました。かっこよかったなぁ〜。
思わず涙腺が。。。いやですねとっつぁん臭い話で。
野村さんありがとう!

皆さん、(おそらく)慣れてないドレスでわっさわっさと出て来られてました。それがまた新鮮です。
この後音楽の道に進まれる方は、もしかすると少ないのかも知れませんが、新潟で暮らした日々を糧に頑張って下さい。
お疲れさまでした。

そんなこの春に大学を卒業される方での新人演奏会というのが、今までは毎年みどりの日あたりにあったんですけど、残念ながら今年からはなくなりました。残念ですね。
もしそれがあったら、この方は出られるだろうな〜と思っていたフレッシュな演奏者さんがいらっしゃいます。
それは東京音大をこの春出られるピアノの若杉百合恵さん。新潟県音楽コンクールなどでは幼き頃から抜群の結果を残されてた方ですね。
ご実家に戻られてた際にはよくご来店いただいてました。
その若杉さんもお出になられる演奏会のチラシが出来て来ましたのでご紹介します。
e0046190_2061965.jpg

「東京音楽大学校友会 新潟県支部演奏会」
4月19日(日曜日)午後2時開演 だいしホール
チケットは一般1000円 学生 500円 当店でも扱っております!!
出演はピアノ、大上喜和さん、若杉百合恵さん、声楽、窪瑶子さん、吉田洋子さん。
ゲストが東京音大講師でいらっしゃるリコーダー大竹尚之さん。チェンバロは鈴木理賀さん。
なんかゲストがリコーダー&チェンバロというのも意表をついて面白いですね。

若杉さんはチラシではスクリャービンの2番ソナタとなっていますが変更されるかもとの事。
ずっとデュセックを勉強されてた方なのでデュセックだったらな〜と期待しているのですが。
ぜひ楽しみにしています。

では次はフルムーン。
by concerto-2 | 2009-02-22 20:14 | 演奏会のこと | Comments(2)
いったいどのくらいの方々が聞いて下さっているのだろう。。。
と思いつつやっていたFM新津さんの「Dr横坂のくらくらクラシック」
今朝の放送、どのくらいの方々が聞いて下さったんだろう。。。。

ということで今朝の担当は私でした。
そして前にも書いたのでいいかと思うのですが、この番組は3月一杯で終了です。
私の出番はあと来月第1週の新譜関連となっています。とはいうものの収録はもう1月半ばに終わっているんですけどね。
最後が新譜紹介なので、私の最後の思いを込めたのは今朝の個人企画の回だったんです。

聞かれた方はお分かりだと思うのですが、超個人的なテーマ。
私の音楽遍歴!!みたいなのでやらせていただきました。
もっと早い話どーしてもかけたかった曲が2曲あったのです!!
一つはピンクフロイドの「原子心母」
もう一つはアンナ・モッフォ&ストコフスキーの「ヴォカリーズ」
この二つさえかけれれば私は満足だったのです。
ピンクフロイドに関しては何度も書いているので、今回はヴォカリーズについて。

このヴォカリーズという曲は大好きです。私もメーテルさんに伴奏してやったことがありますが、何度聴いてもため息が出そうなほどの曲ですよね。
そして、この曲の演奏でモッフォ&ストコフスキーとなるともう別次元の演奏なんです。
番組の中でも言いましたが、私はあらゆる録音された演奏の中でこのモッフォ&ストコのヴォカリーズが一番好きなんです。

そしてこの曲、演奏といえば
40代以上の方はご存知の方も多いと思われるのですが
NHKFMの「夜の停車駅」!!!
やはり番組の中でも話しましたが、今でもFM番組の中で最高の番組と思っている「夜の停車駅」
再放送してくれたら絶対聞く!!
CD化されたら絶対買う!
そう思っているほどの番組です。

そこでのオープニングとエンディングで使われていたのがヴォカリーズだったんですね。
エンディングがモッフォ&ストコ。
あのオープニングとエンディング。。。また聞いてみたいな〜〜〜

と思っていました。。。
そうしたらなんと!!偶然見つけてしまったのです。
YouTubeで!!
YouTubeでたまたま「夜の停車駅」で検索したらありました!!
オープニングとエンディングが!!
も〜〜〜再生したら涙が出そうでした。。。これこれ。。一気に28年時間が戻ったようでした。。
御同輩の方々いらしたらぜひYouTubeで検索してみて下さい。

そんな想いのたけを語った今朝の放送。時間が無くて半分も語れませんでしたが
来週の水曜日夜9時から再放送がありますので、FM新津が聞ける(エリアが狭い〜!)方にはぜひ聞いて欲しいです。
くらくらクラシックは3月で終わりますが、楽しい番組でした。FM新津さん、横坂先生、野村さんありがとうございました!

で、今日はその野村さんも出られる新潟大学卒業演奏会があります!
午後2時から。万感の思いで聞いてこようかと思っています。

お知らせで
コントラバス佐野さんの演奏会のチケット届いています。
3月29日だいしホールの「石川七津子ピアノリサイタル」のチケットを扱うことになりました。近日中に届きますので、よろしくお願いします。

最後にうちわコンサートでも素晴らしい歌声を聴かせていただいたソプラノの五十嵐尚子さん。
なんと私の小学校の先輩でもあります!!(ビバ!聖籠村立山倉小学校!!)
その五十嵐先輩の演奏会チラシをいただきました。
先輩宣伝しまっせ!!
e0046190_1054113.jpg

3月20日 北方文化博物館内 午後1時半開演です。
チケットとありますが、たしか先輩のお話だと電話予約して。だと思いました。
五十嵐先輩今年も大活躍です!!ぜひよろしくお願いします。
by concerto-2 | 2009-02-21 10:55 | テレビ・ラジオのこと | Comments(8)
ちょっと遅くなってしまいましたが
昨日の夜は画廊フルムーンクラシックコンサートシリーズの第4弾

奥村健一 箏・十七弦ライブ〜隠れた小品を探して〜 with松村牧子

に行ってきました。
夜7時の開演、いいとはいえない天候。
そんな中でもたくさんのお客様に集まっていただきました。ありがとうございます。
満員の中スタート!

プログラムは

うれしいひなまつり 箏独奏 (山路みほ 編曲)
獅子舞  箏独奏 (唯是震一 作曲)
六甲おろし 箏独奏 (山路みほ、奥村健一 編曲)
まゆだまのうた 箏&Vn (長沢勝俊 作曲)
汽車にのって〜旅 十七弦独奏 (宮田耕八朗 作曲)
DANCEⅡ 十七弦&Vn (池上真吾 作曲)
想 十七弦&Vn (太田潤 作曲)

アンコールはドラマ「金曜日の妻たち」の「恋におちて」 十七弦&Vn

というプログラムでした。
サブタイトルにもありますが〜隠れた小品を探して〜のとおり、ほとんどが一般には知られていない曲でした。
でも面白かったですね。
そもそも今の邦楽の曲はほんとに面白いんですよ。
琴や三味線や尺八、いずれもあまり身近ではないような楽器ではありますが、もっともっと身近になっておかしくありません。
新潟には優れた奏者さんがいらっしゃいます。
私ももっと多くの人に聞いていただけるよう頑張ってみます。
琴=春の海=お正月の音楽 みたいなところから脱却しましょう。
奥村さん、そしていつも素敵なヴァイオリンを聞かせてくれる松村牧子さん。ありがとうございました。

このフルムーンのシリーズはあと2組、4公演です。
今日も何件か御予約いただきました。ぜひ御予約を。ぜひ5時公演の方をー。

今日、金曜日はビッグカメラのオープン日。
行ってきました〜やはりビッグイベントは当日いかないと!!
3時頃行ったのですがなかなか混んでました。でももっと混んでると思ってたんですよね。
でも知り合いに聞いたら午前中はすごかったそうです。そして私が帰る5時近くには学生さん達を中心にまた混み度がアップしてました。
そして私も家電業界に長年いたもので、知っているメーカーセールスさんにも多くいらっしゃり声をかけてくれました。
10数年振りにあった人たちも多く、話を聞いたら単身赴任をくり返していたりとなかなかたいへんなようです。
石丸にいた人間も数人見ました。みんながんばってねー!

そして今テレビでドゥダメルとシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラのチャイコフスキー5番見てます。
なかなかいいですね〜。CDよりいいかも。
一心同体の演奏。素晴らしいです!!

土曜日は新潟大学音楽科さんの卒業演奏会を聞きにいきます!!
FMで一緒だった野村さんの学生最後のステージ聞きに行かねば!!
by concerto-2 | 2009-02-20 23:48 | 演奏会のこと | Comments(0)
あぁさっき存じ上げているオルガン奏者さん、う〜ん仮称でジュンちゃんとでも。(うっ失礼かな)
そのジュンちゃん様にお薦めするつもりでボールトのフィンジ作品集をかけました。
う〜〜〜素晴らしい。。。。
私が過去5年以内に聞いたCDの中では最高の1枚です。
ジュンちゃん様も気に入って頂いたようでお買い求め頂きました。
お帰りになられた後も続けて聞いています。。。ほんとうに素晴らしい。。。腰が抜けそうなくらいに(ってなにも出来ないくらいにってこと)
過去5年間ではこのボールトのフィンジが1位。キャロリン・サンプソンのヘンデル「聖セシリアの祝日の頌歌」が第2位。この二つは時間が止まる気がします。。。

さて今日はフルムーンのコンサートシリーズの第4弾!!琴の奥村健一さん&ヴァイオリン松村牧子さんがあります。すいませんが私も裏方に行くので6時少し前で閉店します。

そのリポートの前に
またまた盤鬼平林直哉さんからのメルマガが届きました。
今回はシューリヒトの本!!実は私も月曜日に書店でずっと立ち読みしてました!!
シューリヒトというとあまり細かいことまで書いた本って少ないと思います。
私も好きな指揮者です。交響曲の中で最も好きなブルックナーの9番はシューリヒトのを聞いて開眼しました。
あのウイーンフィルを振って血管がふっとびそうなジュピターやベト7は最高です。
この本買おうかな〜。。。
では

***************************

メール・マガジン
盤鬼のつぶやき第13回
2009年2月19日号

感動の力作
『大指揮者カール・シューリヒト 生涯と芸術』
 
 シューリヒトに関する国内での初めてのまとまった文献が発売された。それは『大指揮者カール・シューリヒト 生涯と芸術』(ミシェル・シェヴィ著、扇田慎平・塚本由理子・佐藤正樹訳/アルファベータ)である。
 シューリヒトについて、これまでは略歴程度のことしか知られていなかった。ダンツィヒに生まれるが、父はすでに他界、その後家計を支えた伯父も破産するなど、非常に厳しい生活を余儀なくされた。そんな中でも彼は音楽を生きる糧とし、才能を育んだ。本の虫と自負するほど読書をし、堪能な語学は8カ国語もあった。一時は作曲家になるか指揮者になるかで悩むが、「指揮は作曲と同等の創造的行為」と判断、指揮者への道を歩み始める。しかし、そんなシューリトも2度の戦争で大きな打撃を受けた。彼自身はゲシュタポにおびえ、また彼が育てたヴィースバーデンの人々も本拠地も失われた。さらに、私生活では3度も結婚に失敗している。だが、戦後はアンセルメの手助けによってスイスに住み、徐々にその活動を広げていく。そのスイスでシューリヒトはアンセルメ、フルトヴェングラーと親しく交わっていたことはあまり知られていない。
 本書はシューリヒトの生涯をたどりつつ、多くの証言や批評などを引用しつつ、彼の人間像や芸術を浮き彫りにしようとしたものである。その調査は実に詳細でありながら、重箱の隅をつつきすぎることなく、明解で変化に富み、読み手を飽きさせない。また、こうした評伝はえてしてレコードの情報が手薄になりがちだが、その点に関しても完璧に調査し(日本のキングインターナショナルが発売したシューリヒトの作品集にも言及している)、要所にそうした記述を取り込んでいる。しかも、未発表の録音についても多数触れており、これらがマニア心をくすぐることも間違いない。
 出世欲よりも音楽への愛を大切にしたシューリヒト。風邪をひきやすく、関節の持病を持っていた彼は、特に晩年は両腕を支えられながら舞台に登場したこともあったようだ。こうした彼の気質や健康がシューリヒトを華やかな舞台から遠ざけた一因にもなったが、シューリヒトの功績は明らかだった。本書に登場する多くの批評を読むと、誰もが彼の一途な姿勢、そしてその音楽の素晴らしさを心から賞賛していることが痛いほど伝わってくる。
 いつも気さくでおだやかなシューリヒトだが、彼はあてがわれた条件をいつもにこやかに受け入れたわけではなかった。むしろ彼は自分の要求が認められない時は、一切手を出そうとはしなかった。特に合唱や独唱を要するような大所帯の上演の時がそうだった。彼はオペラとも無縁と思われていたが、条件さえ整えば喜んで指揮をした。R.シュトラウスの「サロメ」やウェーバーの「魔弾の射手」などを戦後に手がけたようで、モーツァルトの「フィガロの結婚」も指揮したという記述がある(この「フィガロ」は録音が残っていないものだろうか?)。
 もうひとつ重要なのは、彼が自分のパート譜を使用していたことだ。シューリヒトはスコアに細かく書き込みをした。このスコアからパート譜にその指示を転記するのだが、この重要な作業を誰がやったか、それは本書を読んで確かめていただきたい。
 その他、弟子のアタウルフォ・アルヘンタやガブリエル・サーブのこと、あるいは1968年の東京オリンピックの時にシューリヒトが来日する可能性があったことなど(もしも彼が日本に来たのならば、この語学の天才はきっと日本語を勉強しただろう)、これまで知られていなかったことが山ほど書かれている。
 訳文はこなれていて非常に読みやすい。批評の多くは文学的、抽象的な表現が多いので、訳出の際の苦労が多かったと察せられる。また、人名の表記も最も一般的なものに準じており、この点に関しても全く問題はない。原書でも触れている通り、各国の批評は語学に堪能だったシューリヒトにあやかって全部言語で記されているという。この批評の訳文と本文との統一も、さぞかし難題だったであろう。また、邦訳では削除されがちな人名索引(しかも欧文も併記)がついているのもありがたい。
 読み終わっての感想、これはひとりの指揮者の評伝というよりも、偉大な音楽作品から受けた感動にも等しい、そう思った。シューリヒトのファンはむろんのこと、フルトヴェングラー・ファンにも強くお勧めする。あるいは、戦前戦後のヨーロッパの音楽界の動向についても知るためにも、非常に有意義な一冊でもある。
e0046190_20375466.jpg
♪♪♪♪♪

平林 直哉

***************************
ではあと1時間でフルムーンへ向かいます。
今回も予約がぎっしり!!

この後に控える第5弾市橋さん&川崎さん、第6弾庄司さん&井浦さん も午後2時からの回はぎっしりです。
午後5時の回はまだ余裕ありますから、ぜひ午後5時からの回いかがでしょうか!!
予約承り中です!!
by concerto-2 | 2009-02-19 16:58 | サイト・ブログのご紹介 | Comments(0)