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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

「奥村愛とファミリーの調べ」

沖縄の方では台風でひどいらしいですが、新潟はまたもや30度も超えるのではというほどの残暑です。
そんな今日の土曜日、こちらでは新潟をある意味代表する若手演奏家さんの演奏会が二つあります。
それはヴァイオリンの奥村愛さんとフルートの小山裕幾さん。
新潟市のヴァイオリン、長岡市のフルートは今すごいですよ。とよく書いたりしてますが、その代表選手のお二人ですね。

小山さんは夜ですので。
まず午後2時から燕喜館で行われた「奥村愛とファミリーの調べ」に行って来ました。
以前このブログでも紹介したコンサートですが、あまり宣伝ってされてなかったかのように思えました。
でもほぼ満員(80人)あまり宣伝しなくてもちゃんと入る演奏会だったんですね。
(でも宣伝はした方がいいですよね)
あまり見知った方は少なかったのですがTek310さんがいらしててほっとしました。

さて演奏するのは奥座敷。こんなとこです、ぶれててすいません。
「奥村愛とファミリーの調べ」_e0046190_1639493.jpg


プログラムは
最初が奥村愛さんのソロでクライスラーの「レスタティーボとスケルツォ」
次が愛さんと弟さんの奥村景さん(チェロ)とのデュオでヘンデル(ハルヴォルセン編曲)の「パッサカリア」
次に今度はお二人にお父様の奥村和雄さん(ヴィオラ)が加わりトリオでベートーヴェンの弦楽三重奏「セレナーデ」より
ここで休憩
お座敷で庭園を眺めながら。。。お茶なんかたててもらって。。あー本音をいえば寝転がりたかった。。

後半はヴァイオリンの白井さん(ヴァイオリン)が加わりカルテットに!
ボロディンの弦楽四重奏曲第2番でした。

アンコールは加古隆のえ〜っと「黄昏のワルツ」だったかな。(なかなか熱演)

演奏場所が純和室ということで音がどうだとかいうのは別問題。
チェロがちょっと苦しかったかも知れませんね。
でも皆さんとてもいい演奏だったと思います。
なんとなく若い二人が全面に出るようにベテランのお二人が押さえていたように感じられましたがどうかな。
奥村愛さんについては地元が生んだ有名人という事で、なにかと話題に上る事があります。
良い事だったり、あんまりいい事でなかったり。。地元故の辛口の意見もあるかもしれません。
でも純粋にヴァイオリニストとして聞く場合、音も大きいし伸びやかだしこれからもどんどん大きくなって行く演奏者さんだと思います。
純クラシックのCDなんかも出して頂けると回りの見方も変わるのかも知れませんね。
今の活動はとても立派に活動されていると思います。
これから新潟での演奏をする機会が毎月のようにあるそうです。
ぜひ生の演奏に多く触れる事によって応援の声を大きくして行きたいですね。
「奥村愛とファミリーの調べ」_e0046190_16584162.jpg

あと私は弟さんの景さんのいつもひたむきで爽やかな演奏が好きです。
景さんにも注目をして下さいね。大きな可能性を持つ良いチェリストです。

さぁあと数時間で日本でのコンクールでは無敵のフルーティスト。小山さんの登場です。
楽しみです!お客様多いといいですね〜。

あっ音文でのマンドリンアンサンブルも良いですよ!お勧めです。
by concerto-2 | 2007-09-15 16:55 | 演奏会のこと | Comments(0)