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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

長岡交響楽団 第46回定期演奏会

秋晴れの暖かな祝日、月曜日は長岡のリリックホールでひらかれた
「第46回 長岡交響楽団 定期演奏会」
にいってきました。

リリックホールに来たのは半年振り。
長岡交響楽団 第46回定期演奏会_e0046190_0283467.jpg

開演前。
コントラバスの方がお一人黙々とチューニング。。。。。。
思わずここでいきなりなんか曲でも弾いちゃったりしたら「うけるだろうなぁ~」と不謹慎なこと思ったりして。。。
長岡交響楽団 第46回定期演奏会_e0046190_032944.jpg


さて今回のプログラムは
まず
モーツアルトの交響曲第39番
休憩
サンサーンスのヴァイオリン協奏曲第3番
ビゼーのカルメン組曲第1番、第2番より

です。
サンサーンスのソロはかって県音楽コンクールで大賞もとられたこともある村山泉さん
そしてビゼーには長岡のジュニアの演奏家さんも加わっての演奏となりました。

それで長岡交響楽団といえば!
なんといってもお目当ては木管!
というかヴァイオリン協奏曲であろうが交響曲であろうが私は木管さんがよく見える位置にしか陣取りません。もう音がどうのという位置取りではないポジションで見させていただいております。
オープニングがモーツアルトの39番ということでオーボエさんがいらっしゃらないのでチューニング最初のA音がDaaさんのクラリネットで始まりました。
クラリネットでというのは初めて聞きましたがなんかおもしろいですね。やる方は緊張しませんでしょうか。
演奏の方はDaaさんご夫妻大活躍でとてもよかったです!
やっぱりこの曲はクラリネット命ですよね。

そしてサンサーンスのコンチェルト。
入ってきましたオーボエさん。
そして今度はオーボエでのA音。
くぅ~いつもながらしびれる!
このオーボエは新潟県のオケの演奏者の中で私が最も大好きなプレイヤーの山本さん。
ほとんど私、山本さんのおっかけに近いものがありますがお元気そうでなによりです。
もうヴァイオリン協奏曲でしたが私にはオーボエ協奏曲のつもりで聴いていました。
2楽章の後半にオーボエソロに木管、ヴァイオリンが絡み合うところは(いや本当はヴァイオリンに木管が絡み合うのですが、私にはオーボエ協奏曲ですから。。)
(村山さん、すいません)
背筋がぞくぞくくる感じでした。
特にDaaさん奥様のクラリネットとオーボエのやりとりのところは至福の瞬間。。。。あぁ。。うっとり。。。

村山さんのヴァイオリンは後半に向けてどんどん熱くなってきてすごくよかったです。
さすが!です。
サンサーンス終了後は大拍手の中、村山さん独奏でのアンコールは「アメイジンググレイス」でした。
素晴らしいヴァイオリニストさんです。

あと指揮者の磯部さんのテンポ感ってモーツアルトもそうなんですけどとてもいいですよね。
なんかすごく普通なんだけど安心して聞ける感じです。

最後のビゼーは長岡のジュニアさんを入れての演奏。
それぞれの指導された団員さんの隣でジュニアさんたち一生懸命演奏されてました。
特に間奏曲でのフルートソロはジュニアさんが立っての演奏されてました。
隣でどきどきしながら見守っている団員の方の表情が印象的でした。
とても楽しいビゼーでした。

アンコールは指揮者の磯部さんからお話があって、なんかの曲、長岡市の関係の曲かな?
(よく聞こえなかったもので)
それのオケ版初演ということでした。
ちょっと私の好きなアレンスキーの序曲ににてた曲でした。

ということで超贔屓目のリポートでした。(あっ金管や弦の皆様もよかったと思います、すいません)
次回からはこれまた私の大好きなトランペットさんが長岡交響楽団さんに登場されます。
すごい楽しみでいまからわくわくします。

長岡交響楽団さん、次の公演は来年4月14日(土曜日)夜7時から
演目は
ベルリオーズのラコッツィー行進曲
ドビュッシーの小組曲
ベートーヴェンの運命
です。

運命があるからリリック満員になるかもしれませんね!
頑張ってください!
またステージ脇のアリーナ席(?)で応援に行きます!

Daaさん私のこと見つけていただきありがとうございました。
Commented by Daa at 2006-10-11 12:51 x
ご来場ありがとうございました。
2号さん場所目立つからすぐに分かりましたよ(^_^;)

さて、クラリネットの位置ですが、一人で緊張してました。普段は木管後列に陣取ってますけど、前列は20年以上のオケ人生で初なので。でも、周りの人は「何で緊張してるの?」って感じでちょっとさびしかったです。
チューニングは吹奏楽で嫌というほどやったので、オケでは初でしたけどそんなに緊張はしなかったかな。

今回モーツァルトは割とあっさり目の演奏でしたがいかがでしたか?東京交響楽団のようなアグレッシブな演奏もいいですけど優美な演奏もいいかなぁと思ってます。

アンコールですが、長岡市制100周年を記念して作曲された新長岡市歌「笑顔いきいき」です。長岡市民の方にはおなじみですね。
Commented by concerto-2 at 2006-10-11 15:11
これを書いてしまうと「な〜んだ」と思われる方もいらっしゃると思うのですが、私はソリッドでタイトな演奏も悪くはないとは思いますが、今回の長岡のような演奏を聴くとほっとする思いがしました。
優美な演奏いいですよ。

アンコールは長岡市の歌なんですか。ほ〜。
とても楽しい演奏会でした。次も私はあのあたりの席でオーボエとクラリネットと、加えてトランペットをずっと見ることにします!
お疲れさまでした。いわきも頑張って下さい。(ほんと、お疲れですねぇ〜)
by concerto-2 | 2006-10-10 01:10 | 演奏会のこと | Comments(2)