「夜のピクニック」
今日はしたかったことがありました。
タイトルを見て「ははん」と思われた方もいらっしゃることでしょう。
今月6日に発売になった文庫本を読もう!と思っていたのです。
恩田陸さんの「夜のピクニック」。
これが文庫になるという情報を知って驚いたんです!
これがすごい話題になったのがたしか昨年ですよ。
その年の本屋さんが選ぶ「本屋大賞」のグランプリをとった作品ですね。
あまりにすごい評判だったので当時買おうかな~とも思ったんですよ。
でも「でかい!」し「たっけー!」し。。。
それが早くも文庫になるということで発売日にすぐ買ってきたのです。
今日ずっと読んで3時間ちょっとで読了しました。
うん、なかなか清清しい作品ですね。
きっと若い方々が読まれると今の私が感じるよりもっと感動することでしょう。
映画にもなってもうすぐ公開だそうです。
ただこれ映画にしてどうかな~~。
普通にやるとあまりすごいドラマがあるわけでないのでつまらないような。。
でも演出を派手にするとこの作品でなくなるような。。。
まぁもしまだ読んでいらっしゃらない方がいらっしゃったらお勧めします。
。。。。でも私はも~~~ちょっとあくの強いのが好きかな~~~
例えば坂東真砂子さんとか篠田節子さんとか。。。
篠田節子さんの「神鳥」なんかすごい作品だと思いましたよ!
新潟県人にはかけないテーマです。
もしこれ読んでない方いらっしゃいましたら超お勧めです。
さて土曜日は古楽フェスティバル!!
この日のために一年間多くのメンバーの方々が一生懸命努力してきたんです。
素晴らしいお祭りになりますよ!きっと!!
高校生の多感な心理と淡い恋愛感情、そして親友たちとの絆が上手く書かれていたな、と思います。もう不惑の年齢となりますが、あの頃の瑞々しい感情が懐かしいな。
それと、大学生1年のときに体験したサークルの「夜行会」で、夜通し歩いたときの様々な思いも、蘇ってきました。
これらの体験があって、僕にはちょっと特別な作品となっています。
ところで、この作品に本作に先立つ“前史”のような短編が別の文庫に収められていますので、そちらもお読みいただくとストーリーへの理解がより深まりますので、お薦めします。