クライバー「7番」!
カルロス・クライバー!
おかげさまで当店が初回に入れた分は一日で無くなってしまいました。
う~んさすが。
やはりカリスマでしたね、この人は。
見とれてしまうような音楽のかっこよさ、香ってくるような品のよさ、そして明るさみたいなものが魅力ですね。
そんなクライバーの絶頂期の頃のベートーヴェンの7番!
悪いはずがありません。
実際私も買って聞いてみました。
やはりクライバー!最後はものすごいドライブです。
ウイーンフィルとのものがどっかつくりものっぽいと思っている私にはこのバイエルンとのほうが熱気と迫力は上だと思いましたね。
正直、私はクライバーならなんでも最高という聞き手ではないんです。
だって未完成ならジュリーニ様とシカゴシンフォニーのほうがいいと思いますし
運命ならジュリーニ様とロスフィルの方がいいと思いますし
ブラームスの4番はジュリーニ様とウイーンフィルのが最高と思ってますから。(おぉこれも偏った趣味か)
そんな中ベートーヴェンの7番だけはウイーンとのものが最高の一つだと思っていました。
でも今回のものもきっと名盤として輝くことと思います。
ちなみに音ですが、私は予想よりよかったと思いました。
またしてもオルフェオに多い「真ん中抜けのような音」ではあるんですが、まぁあの時代のライブものとしてはかなりいい部類に入ると思いますよ。
これなら同じ日の4番もSACDにしてくれーと思います。
今後はクライバーの正規盤化については残された子供さん二人(姉、弟)に委ねられると思うのですが、どうかいいものだけを出してほしいものです。
中にはひどい音のものとかもありますからね。
私はあの「英雄の生涯」はなんとか出してほしいですね。
それにしても息子さんの名前がエーリッヒだという情報を見ました。
本当ならおじいさんと同じなんて面白いですね。
音楽はやってないようですが(レコードメーカー勤務とかいう噂)カルロスさんの親父さんに対しての想いみたいなものが感じられて微笑ましいです。
またすぐに入荷します。
お勧めです!