まさに輝かしいブルックナーでした。
指揮は音楽監督ジョナサン・ノット。
演奏曲目は
リヒャルト・シュトラウス メタモルフォーゼン
ブルックナー 交響曲第7番
というプログラム。
まずメタモルフォーゼンは生で初めて聴きました。
サブタイトルに「23の独奏楽器のための習作」とある通り、23人の弦楽器奏者さんによる演奏。
戦争末期のドイツに生まれたリヒャルト最晩年の作品。時代を映したような暗い曲調の曲ではありますが、生で聴くと(見ると)なかなか感動的な曲だったんだと再認識しました。
そしてなんといってもブルックナーの7番。
とかく「長い」と言われがちなブルックナーでありますが、その中では短い方の7番。
親しみやすい曲調で人気の曲なので、比較的よく演奏されますね。
東京交響楽団さんの演奏でも数年前に一度聴いています。
いや、でも今回の演奏はなんか特別な演奏の気がしました。
一言で言えば曲のよさがわかりやすく、そして実に輝かしい。
特に2楽章は普通、、、なんというか、、、眠くなってしまうのですが
今回の演奏は東京交響楽団さんの美しい音色で眠くなりませんでした。特にフルート相澤さんは今回目立っていたと思います。素晴らしいと思いました。
フィナーレなんか、7番の4楽章がこんないい曲だったとは! と思ってしまいました。
ジョナサン・ノットさんはテンポ感がいいですよね。もたれず切れがよく颯爽としています。
そして、なんか明るい。最後の音が終わった後のちょっとした面白い瞬間があったのですが
それもチャーミングな感じで微笑ましかったです。
ノット氏は私と同世代なんですよね。。。たいしたものだ。。
7番のフィナーレを聴いてて、これならばぜひノット&東響コンビで8番を聴いてみたい!と思いました。
来年あたりやってほしいものです。
素晴らしい演奏会でした。
さて次回は!
8月23日。
コンチェルト3連発です!
裏面も
今シーズン一番の注目コンサートといっても過言ではないでしょう。
神尾真由子さんでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲
宮田大さんでエルガーのチェロ協奏曲
ミロスラフ・クルティシェフ氏でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番
というすごいプログラムです。
そしてお昼のロビーコンサートは
これまたすごいメンバーでの木管四重奏。
ぜひ楽しみにしましょう。
それにしてもこの8月23日って凄い日になりそうです。。。皆さんぜひ掛け持ちをされてくださいね。
まだチラシが出揃っていませんけどね。。。
そして当店にも昨日お越しいただいた東響の華! コンサートミストレス大谷康子さんのリサイタルはこちら。
裏面も
9月23日(水曜日祝日) 東京オペラシティコンサートホール
大谷康子ヴァイオリン・リサイタル お菓子な名曲サロン
ピアノは藤井一興さん。特別ゲストとしてパティシエ鎧塚俊彦さんをお迎えしてとのこと。
昨日の大谷さんのお話では鎧塚さんのお菓子なども、なんか食べれる?のかなw
また曲もお菓子にちなんだものになるそうです。
もう~大谷さんはお菓子が大好きなんですね!
ぜひこちらも見てください。
「大谷康子公式サイト」
このトップページの上のメニューのところ、一番右側に「SWEETS」とあります。
ここもクリックすると~大谷さんのお菓子ブログですので!
ぜひ見てくださいね。
いいですね~大谷さん、本当に楽しくていい方です。
来年はもしかすると大谷さんのコンサートが新潟でもあるかもしれませんよ。
ぜひ東京交響楽団さん! そしてコンミス大谷康子さんを応援しましょう。
りゅーとぴあさん関係で一つPRを。
ワンコインコンサートなんですが、こちら
裏面も
いつものワンコインコンサートとはちょっとだけ違ってて
プレミアム!とありますよね。
豪華なワンコインコンサートになります。
月曜日のお昼ですが、ぜひ行ける!という方は聴きに行きましょう。
今週もいい1週間でありますように。
あの瞬間はノットさんの人柄が垣間見えた感じがしてよかったですね。
そしてすぐバチバチー!と拍手が起こらなかったことはむしろいいことだったと思います。
あまりに早い拍手はちょっとという気もしますので。
東響さんの以前の悲愴や、潟響さんのマーラー9などでもしっかりと終わってから拍手が起きています。いいことだと思います。