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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

連休2日目。雨か。。。

今日は雨になっちゃいましたね~
上古町のイベントとかもあるのですが大丈夫でしょうか。。

まずはこのお知らせから。
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12月14日(日曜日) 新潟県民会館 13時半開演 入場無料
「新潟県立新潟中央高等学校音楽科第17回定期演奏会」

です。ちょっと混乱しそうになるのですが新潟中央さんが8月にやるのは学校としてのオケと合唱などのコンサートで、暮れに行われるのは音楽科さんのみのコンサート。となります。
音楽科さんのオケ演奏、合唱、選抜された個人演奏、そしてオケ合唱合同の演奏というプログラムですね。
とても聴き応えある演奏会ですよ。

ちなみに今日こちらのポスターを持ってきてくれたのは、当店ご近所の中央高校音楽科3年ピアノの野上さん。
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ありがとう!

先ほどのチラシで使われている写真は昨年の演奏会の写真から作られているわけですが、一番下にある写真でチェロを弾いている写真がありますが、昨年ソロのトリを飾ったチェロの山田さんです。

その山田さんは桐朋に進まれて、まさに今日こちらの公演にのっています。
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東京オペラシティで今この時間にも行われている桐朋学園オーケストラに参加されているそうです。
指揮はスダーンですからね。新潟で見ていた東響を思い出して頑張って弾かれているのではないでしょうか。
頑張っています。

やはり高校3年生の時のソロ演奏にも選ばれていたのが、小林浩子さん。
あの時も見に行ってました。ワルトシュタインだったかな。。。たしかw いい演奏でしたよ。
その小林浩子さんは毎週のように本番がある売れっ子伴奏ピアノさんになられ活躍しています。
(まだ大学4年ですが)
また今月新潟でちょっと弾かれるようですね。
こちら。
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11月29日(土曜日) 新潟市東区プラザホール 14時開演 
「風 第10回コンサート」
どなたかの伴奏をされるようですね。浩子さん頑張ってます!

新潟中央OBOGの皆さんみんな頑張っていますね、こうして伝統が続いていくことは素晴らしいことです。


今店内に流れているのはチェロ。
こちらです。
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藤原真理さんの新録音のバッハ、無伴奏チェロ組曲。
とても歯切れのいい明快ないい演奏だと思います。しかし誰が弾いてもいいですね。
さすがは名曲中の名曲です。

マーキュリーさんからの新譜が届きました。
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鮮やかな赤のジャケットが秋っぽくっていいです。
左がジェズアルド「教会音楽作品集 第1巻」
右はハイドンの交響曲第1,39,49「受難」 です。ハイドンの演奏はアントニーニ&イルジャルディーノアルモニコ。
どちらも注目盤だと思います。

新譜のお知らせも一つ。
盤鬼、平林直哉氏のグランドスラムレーベルの次の新譜が発表になりました。
ハイフェッツ!
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シベリウス、ブルッフ、ヴォータンの協奏曲が収録されています。
グランドスラムのハイフェッツものは今までも全て完売になっていますから、今回もお早めに入手された方がいいですよ。ご予約承っております。

そしてナクソスの姉上のコラムより。
これはハロウインのときにアップされたものです。


カボチャとか魔女とか・・・
リヒャルト・シュトラウス:万霊節

最近の日本人はハロウィンのお祭りが大好きです。そう、その凄まじさはクリスマスの狂騒をも凌駕します。ヴァレンタインも盛り上がりますが、これはどちらかというと女子の日。ハロウィンとクリスマスはお子様を中心に、街が華やぐ日でもあります。このお祭りを広めたのは、あの東京近郊の大遊園地だそうですが、ここまで広く浸透するとは・・・。

ハロウィンもクリスマスみたいに騒げればいい・・・とも思うのですが、やはり一応起源を遡ってみますと、ハロウィンはケルトのお祭りに端を発しているといわれます。10月31日に死者の霊が家族を訪ねてくる(いわば日本のお盆ですね)のですが、一緒に魔女や悪い精霊も来てしまうため、それから身を守るために、仮装をして魔よけの焚き火を焚いたのが始まりです。ジャック・オー・ランタンは本来はカブの一種が使われます。
なぜ10月31日がその日に決められたかというと、11月1日がカトリック教会の「諸聖人の日」でありその翌日が全ての死者の日である「万霊節」で、その「諸聖人の日=All Hallows Day」の前夜(eve)がハロウィンとなったとのこと。
ちょうど秋の収穫時期でもあり、これらが相俟って独自のお祭りができあがったものと思われます。

そんなわけで、本日はそんな時期の歌を。リヒャルト・シュトラウスの「万霊節」はまさにそのための歌であり、詩はヘルマン・フォン・ギルム作。なんとシュトラウス18歳の時の作品で、全体にはしみじみとした情緒が漂っています。
先に逝ってしまった恋人を偲び、テーブルにキンモクセイと赤いアスターを飾ってその魂の帰郷を切々を待つ姿が、シンプルなピアノの伴奏で歌われます。歌詞にある「5月のあの日」という言葉をどのように取るか・・・今年の5月なのか、それとも過去の5月なのか・・・でこの主人公の姿も自ずと変化することでしょう。ただ一つ言えるのは、残された人にとっては、それがいつの日であろうとも、愛しい人を失った事実には変わりることはないのですね。もちろん時が経てば薄まることはあるかもしれないけど、ずっとその思いは残っていくのです。どんな命もその重さは変わりません。
万霊節はそんな日です。名テノール、ダニエル・ベーレの優しい歌声で。

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リヒャルト・シュトラウス : No. 8. Allerseelen - 1302487 -


今夜はこちらに行ってきます。
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あ~ハイソな皆さんばかりだと思うので、隅っこでちっさくなっていたいと思います。こ、こ、怖い~

明日もいい一日でありますように。
Commented at 2014-11-03 16:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by concerto-2 at 2014-11-04 18:05
ありがとうございます!!
これで「こんなのどうですか?」を確認できますね。
いつも本当にありがとうございます。
by concerto-2 | 2014-11-02 15:01 | 演奏会のこと | Comments(2)