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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

まさにブラヴォー!大滝拓哉さんリサイタル。

昨日の日曜日は店を12時で閉めて

スタジオスガマタにいきこちらの準備にとりかかりました。
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新潟市では2度目となる現在ドイツ在住 出身は長岡市 
大滝拓哉さんのピアノリサイタルをやりました!

地元長岡はもとより上越からもお越しになられたお客様がいらっしゃいましたし
ちょうどパリから帰省してた方とか、、、あとすんごい方も聴きに来て頂けました!(それは後で書きます)
1回目のときを上回る44人のお客様。ありがとうございます!
そして、、、、、今回もよかったでしょ! と言いたいですね。

kondo先生の「にいがた音楽雑記帳」
ishizakiさんの「いちかっこジョバンニのクロソイドダイアリー」
いぽぽぽぱんぱさんの「いぽぽぽぱんぱのブログ」

には詳しくリサイタルの感想をお書きいただいていますので、ぜひ見てくださいね。

私はまた扉の外で聴いていましたが、それでも痛快なほどのピアノのサウンドがビシビシ聴こえていました。
「やるなぁ~大瀧くん」と聴き入ってましたよ。

リゲティ、ドビュッシー、そしてプロコの7番。どれも明晰なる音色、そしてパワフル、すごいスピード感!!
ほんとに初めて聴く方はぶっとぶと思いますよ。

そして後半に持ってきたのがシューマンの幻想曲、最初え?と思ったんですね。これはまたちょっと意外かと。
でもこの曲をシューマンが書いたのと現在の大瀧さんが同じ年齢なんだとか。
なるほど、今の年齢だからこそ、できる演奏がある!ということですね。
新たな一面をみせてくれました。そしてアンコールはバッハのフランス組曲第5番のサラバンド。
く~泣けちゃうぜ!と思わせる展開でしたね。

彼の演奏を一度聴いてもらうと、ファンが多いのがわかりますよ。
一言で言えば「爽快」ではないでしょうか。
よく20代とかの男性ピアノさんで内に内にと自己完結みたいに積み上げていくスタイルの人とかいたりするんですが、、大滝君の演奏はすごい! なんだけど明るいんですよね。気持ちが暗くならない。暗い曲やってもなんかすくいがある。だからこそもう一回聴いてみたい。そう思うし 終演後には無性に笑顔になる。
そんなタイプなんですよね。
私は小黒亜紀さんと共通するタイプだと思います。実に二人とも魅力的。

そもそも、私が大滝拓哉さんなる演奏者を知ったのは、何年か前に長岡で行われた内宮先生の門下発表会をリリックに見に行ったんですね。
お目当ては大野有佳里さん、柴野絢子さん、末武英惠さんがお目当てだったのですが
そこでトリの一つ前を弾いてたのが大瀧くん。
(ちなみにトリは大谷内陽子さん。)
いや~目が覚めるような鮮やかな演奏で、こりゃすごい! 何者?
と思い、後で柴野さんに聞いたんです。

そうしたら、いかに大瀧くんがすごい人なのかをたっくさん教えてもらったんです。
なるほど、あまり知られていないのは内宮先生の門下ではあったけれど、すぐに才能をかわれて中央の方の先生についたんだったかな。なので県内で演奏する機会がもともと少なかったんですね。
そして大学が愛知県芸ということで拠点は東海地方。これが東京だったらもしかしたら新潟でも弾く機会があったかもしれませんね。

そんなことで新潟市では全く知られていない存在。地元長岡でもまとまったリサイタルなどはほとんど行われていなかった、
しかし、こちらでも2回リサイタルをやってファンの人も確実に増えたと思います。
またドイツに戻って研鑽を積んで、また帰省してきたときには更に素晴らしい演奏を聴かせてくれることでしょう。楽しみにしたいですね。

今週の16日には名古屋でこちらがすぐあります。
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名古屋は第2の地元ですから、きっとたくさんのお客様が来られることでしょう。

いつもデザインをお願いしている柳さんがリハーサルのときから写真を撮ってくださっていたので数枚アップ。
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曲の解説を演奏前にするのも、いつものスタイル。またけっこう話がわかりやすいのです。

ある人が言われてましたが
「彼の演奏には背中に羽がはえているような感じがする」
わかる気がします。

そして今回のリサイタルでは大きな嬉しいことがありました!

なんとお客様として、たまたまドイツから帰省してこられてたパイプオルガンの石丸由佳さんがいらしてたんです!!
お会いするのは初めてでした。
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大滝君と同じシュトゥッツガルトにいらっしゃるのでお知り合いなんですね。
最近までフランス国立リヨン管弦楽団とのツアーが続いたそうですが、終わったので今月中は新潟でのんびりされているとのこと。
いやぁお会いできて嬉しかったです。
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またお会いできるっぽいので嬉しい。

そして今回このお二人に手伝ってもらいました。
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左が現在新潟中央高校音楽科3年生の野上さん、真ん中が中央高校OGで現在愛知県芸1年の植野さん。だから植野さんにしてみれば大瀧さんは伝説の先輩になるそうです。
伝説の先輩の演奏に大感動してましたね。
お二人もありがとうございました。

こうした大瀧さんのような、すごいとは聞いているけど実際に演奏をあまり聴く機会がない
そういう方もどんどん機会が作れるものなら作って行きたいです。
なんといってもそのナンバー1はこの方でしょう。
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先ほど内宮先生門下発表会でお目当ての~の一人に入れましたが、ピアノは内宮先生門下なんですね。
本職はヴァイオリン!!
現在桐朋の2年生、大野有佳里さんです。
ほんとに新潟市で聴く機会ってないですよね。
いまや日本を代表する若手と言ってもいいと思います。今ウィーンに行ってて、なんか賞とったので演奏の場をもらったとかみたいです。
ものすごいヴァイオリン奏者さんです。大野さんは新潟市出身です。
秋にはインストアライブをしてくれる約束をしてるので、そのときはぜひお楽しみに。

メディアシップが終わって
大滝拓哉さんが終わって
次なるミッションは今週末のこちら!
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小林浩子さんをぜひよろしくお願いします。
なかなか17日の夜って難しいと思いますが、もしよければぜひお越しください。
今日も電話で浩子さんとは話して打ち合わせしました。
歌の人について私も知らないので、PRコメントを依頼しました。
いい歌い手さんらしいですよ。
ぜひよろしくお願いいたします。

昨日は大瀧さんのが終わった後、近所の楼蘭さんで冷やし中華を一人食べて
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よかった~と喜びを噛締めていました。

お!雨もやんだ、風も弱まった。
これはいい花火天気になったようですよ。
by concerto-2 | 2014-08-11 17:14 | 演奏会のこと | Comments(0)