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コンチェルト2号感動の毎日 concerto2.exblog.jp

新潟市西堀前通1のギャラリー蔵織さんの中に移転しました。


by concerto-2

NSTさん&盤鬼のつぶやき。

昨日のりゅーとぴあさんでのナントバロックは大盛況だったようですね。
響きが素晴らしかったとか。
当店からは1号さんが聴きに行ってるので、きっとレポートがのるかと思います。
IANIS様ありがとうございました。

私は昨日の午前中にNST(新潟総合テレビ)さんの本社に行って来ました。
NSTさん本社ビルの中にあるギャラリーでひらかれている
「日本画 第35回春季創画展」
を見に行って来ました。
なかなか素晴らしい作品がありましたよ。この日本画展は10日までです。
あと、このNSTさん本社ビルっていいですね〜
いっつもなんかやれないかな〜って思います。
1階ロビーにはNSTさんのアナウンサー等身大パネルが置かれてました。
NSTさん&盤鬼のつぶやき。_e0046190_12471369.jpg

たまたま4人分しか写ってませんが全員分並んでました。
やはり中では市野瀬さんかな。
NSTさん&盤鬼のつぶやき。_e0046190_12482027.jpg

実際にお話しすると、とっても丁寧で明るい方です。いいお嬢さんって感じ。
新潟に戻られる以前、既に神奈川ではスター的な方だったのに、よくぞ戻って来られたと思います。
ちなみに隣の男性アナの斉藤さんとは通ってる理容室の担当さんが私と一緒なんです。(しょーもない情報)
NSTさんは7月15日の「ベルリンフィル 12人の金管奏者だち」を主催されてますね。
まだチケットけっこう残っているようですよ。ベルリンフィルの金管はぜひ聴きに行きたいですね。

そして話変わって、盤鬼、平林直哉さんのメルマガ「盤鬼のつぶやき 第17回」がさっき届きました。
今回はクラシック界に対しての提言。ではどうぞ。

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盤鬼のつぶやき第17回
2009年5月7日

若手の育成方法

 落語の独演会に行ったことのある人はおわかりであろう。独演会とは言っても、最初に必ずひとりやふたり弟子が出てくる。その弟子にももの凄くぎこちないのから、そこそこやってくれるものまで色々だが、いずれにせよあとに出てくる師匠との格の違いは明らかである。でも、最初に出てくる弟子はまだましである。なぜなら、誰もが最低ひとりは出てくることを了解しているからだ。だから最初は、ま、一席はおつきあいをしましょうといった空気が会場に漂うが、これがふたりめの登場となると「え? まだ出てくるの?」といった、いくらかしらじらしい雰囲気に変わってくる。
 同じ舞台で弟子と師匠の格の違いがはっきりと示される、これはなかなか見方によっては残酷な方法とも言える。それに、弟子たちは出番が終わったあとにきっと師匠からあれこれとお小言をちょうだいしているにちがいない。「お前ね、あそこであんなにもたもたしてちゃあダメだよ。もっとパパッとやんなきゃあ」とか、「どうしてそこんとこで先を急ぐんだい? もっとのんびりやんなきゃあ気分が出ないよ」とか。かくして、客の冷たい視線に耐え、師匠のお小言を拝聴しつつ、弟子たちは「いつかはきっと自分も独演会をやるぞ」という希望を胸に抱きながら成長していくのである。
 クラシックの演奏会もこの落語の独演会方式で若手を育ててはどうだろうか? 通常のオーケストラ・コンサートでは序曲だけ、あるいは真ん中の協奏曲だけを指揮するとか。リサイタルでは最初の1,2曲をササッと弾いて引っ込む。そうしていくうちに、中には後半の主役を食いそうなほどの力をたくわえてくるようなやつが出てくる。そうなったら、今度はその人が主役である。
 そう考えると、つくづくコンクールというのは罪作りだと思う。若い時のある一定の期間の演奏でその後の人生ががらりと変わることがしばしばである。コンクールの前後でその演奏家の音楽はほとんど何の変化もないのに、周囲の状況だけが一変してしまう。
 こうした芸事というのは、常にある一定の水準を出来るだけ長期間維持できることが重要である。たとえば、プロ・スポーツの世界ではある特定の試合で大活躍した選手にいきなり途方もない高額の契約金を提示することはあり得ない。過去のデータをしっかり集め、分析したのちに契約がなされるはずである。
 話はまた落語に戻るが、最近は独演会が出来る噺家が増え、落語界は活況を呈しているようだ。けれども、ほんのちょっと前は風前の灯火と言われるくらいに下火だった時期があったらしい。今年の初めに寄席で小三治が言っていた、「ちょっと前ですが、あたしが舞台に出たら、300人の小屋でお客が5人しかいなかったんですよ」と。そこで、噺家たちは何とかしなきゃと危機感を抱き、最近の落語ブームにまで盛り上げていったのである。300分の5というと0.0166%の入りである。二千人のホールに換算すると、33人ということになる。たとえば、33人しか客のいないサントリーホールを想像してみ欲しい。クラシック界が不況だ、チケットが売れないと言ったところで、こんなに凄まじいことは起こっていないだろう。
 落語やスポーツとクラシック音楽とは単純に比較は出来ないけれども、これまでのクラシック音楽界は、ちょっとその場しのぎ的な方法でやりくりしてきたのかもしれない。低迷していると言われて久しいクラシック音楽界も、今はそのツケが来た状態なのだろう。現実的にはなかなか難しいかもしれないが、今こそ長期的な視野に立った改善策が模索されてしかるべきではないだろうか。
(平林 直哉)

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平林さんレーベルも最近出されたクナッパーツブッシュのワルキューレ第1幕やシューリヒトのハフナー/未完成などが売れ行き好調なようです!
この後に続くのは私の記憶では
ワルター&コロンビアの「田園」
クナッパーツブッシュのワーグナー管弦楽曲集
フルトヴェングラー&ベルリンのブルックナーの交響曲第8番
世界初録音集ハイライトⅡ

だと思いました。
今度「平林直哉フェアー」でもやろうかな。そんで平林さんにも来てもらって(笑)
「平林直哉 新潟初上陸!!」とか。
でもまぁクラシック界みんなで盛り上げて行きたいものです。
やはり「こうしたい」とか「〜しようと思ってる」で終わるんでなく。
実際に形として完成させることが必要なんですよね。

地元情報誌「キャレル」さんからCD紹介の依頼をもらってます。
なんにしようかな〜、キャレルさんには前回フィンジ書いたしな〜。
こういうお話をいただけるのはありがたいことです。。。って締め切りが近いぞ!大丈夫か私!
by concerto-2 | 2009-05-07 13:07 | サイト・ブログのご紹介 | Comments(0)